夫が亡くなって今年は4年目に入ります。
前を向き出すかと思えば、我れ知らず涙が出る日々に戸惑いつつ、大きな決断をしたのは決まって築地本願寺でした。
人を愛するということはたくさんの涙と苦しみと痛みを伴います。
そんな浮き沈みが、人生の味わいに変わるのはいつのことやら。
まだ暗中模索中です。
「キミは明るくて努力家。そういうところを尊敬し、大好きなんだ!」と最後まで言っていた夫でした。この誉め殺しで私はがんばってきました。(笑)
人生の最後は、尽くしてくれたお返しをする計画を立てていたのに、人生って本当に思いどおりにいきません。
そんな未完成な不安定なまま、通信講座にお付き合いくださっている皆さま、ありがとうございます。
その時々に生々しい心中を曝け出しています。
生きている私のすべてを包み込んでくださっている皆さまに感謝です。
お釈迦様は、苦しみからの解放を教え諭しました。
イエス・キリストは愛を語りました。
つまるところ同じです。
私たちが必ず通らなくてはいけないこと。それは死を含めた別れです。
苦しみたくなかったら簡単です。愛さないことです。