島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

雲仙市民ジオツアー後半

2009-05-25 14:06:18 | ジオパーク
前後編で終わるだろうか?
「千々石断層」を観察した後は、「金浜断層」を観察しました。
金浜断層はバス車中からの見学だったので、特に写真撮影は行ないませんでした。
千々石断層と金浜断層で、雲仙地溝帯を形成する西北と西南の2つの断層を観察したことになります。
お次は、

これまた、おなじみとなった「国崎半島の安山岩」です。
ここの安山岩は小さいものから大きいものまでがごちゃまぜになっています。
これは土石流堆積物の特徴だそうです。
要するに噴火して出てきた安山岩が土石流によってここまで運ばれてきたということです。
また堆積物が傾斜していることから、流れてきた方向まで分かります。
そうこうしているうちにお昼です。

おっと失礼。
人間ではなく、諏訪の池のカモちゃんのお食事風景です。
お昼は諏訪の池にて、「諏訪の池断層」を見ながら、主催者側が用意してくれたお弁当です。
このお弁当を見てビックリ!
雲仙市内で採れた野菜やお米を使用しているではありませんか!!
豚肉や卵も雲仙市内のものです。
地産地消とはこのことですね。
うちでもジオツアーをやる時はお願いしようかな。
腹ごしらえをしてから、雲仙地獄へと向かいました。

雲仙地内はわけあって省略します。
まあこんな感じだったんだなあと写真から読み取って下さい。
最後に田代原に移動し、最初に観察した「千々石断層」の壁面を見て、帰路につきました。
田代原ではウシちゃんが見送ってくれました。

無理矢理ですが、前後編になんとか収まりました。
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雲仙市民ジオツアー前半

2009-05-25 14:02:58 | ジオパーク
お休みをいただいていた土曜日、「雲仙市民ジオツアー」に参加してきました。
私は厳密には雲仙市民ではないのですが、まあそこはそれ、雲仙市内の会社に勤務しているということでお茶をにごして下さい。
参加者としてちゃんと参加費も払いました。
集合は、吾妻町にある雲仙市ふるさと会館2F研修室です。

あれ?何故か私が受付を?(後から交替の人が来てくれました。)
最初の1時間は事前講習です。
講師の寺井先生のお話しを聞きます。
雲仙市国見町の神代(こうじろ)小学校校庭には電子基準点というGPSで地面の動きを測っているポイントがあるそうです。
ふむ、今後のジオツアーに組み込められるかな?
講習後はバスに乗り込み、出発です。
まず最初の観察ポイントは、

おなじみの千々石展望所から見る「千々石断層」です。
今でも動いている「活断層」で、日本では珍しい「正断層」です。
ここには新しいジオパークの看板が立っていますので、この看板を見ながら勉強できます。
さて、その次に訪れたのが「小浜歴史資料館」です。
この資料館の敷地内には「小浜温泉の源泉」があります。

ここでは資料館の方に説明をいただきました。
なんでも2週間に一度、源泉の掃除のために湯柱を吹き上げるそうです。
ただ、掃除の時期が定期的に決まっているわけではないそうで、この日は見ることが出来ませんでした。
地球が相手の仕事なので、地球の都合に合わせて掃除をしているそうです。
運が良ければ見られるとのことです。
長くなってきたので、このへんで前半を終了します。
お昼までいかなかった・・・。
後半に続く。
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