島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ニホンマムシ

2012-10-04 13:42:04 | 動物他
眉山の下見の時に見つけました。
低地帯から山地帯まで広く分布するトカゲ目の「ニホンマムシ」です。
昼間は湿り気のある草むらや岩の隙間などに隠れ、夜になると活動します。
昼間に発見されることはほとんどありませんが、人家の裏の湿った溝や河川の草むらの中、じめじめした山中の道路では目撃されることがあります(目撃どころか撮影してきましたw)。
体長は40~50センチと小型ですが、胴体は太くずんぐりしています。
左右2列の銭形紋様が特徴で、植物の「マムシグサ」の名前はこの模様に似ていることからきています。
頭は三角形で、細い首と対照的です。
言わずと知れた毒蛇ですが、性格はおとなしく、こちらから手を出さない限り、むこうから襲ってくることはありません。
この時も観察と撮影にじっとしていましたが、あまりに私がしつこいと攻撃されそうなので、程々にして立ち去ることにしました。
コメント
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