島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

眉山の植物(ヒヨドリバナ)

2012-10-08 11:17:01 | 植物
垂木台地では見つけていない植物です。
山地のやや乾いたところに生えるキク科の多年草「ヒヨドリバナ」です。
過去に紹介していなかったと思います(未確認)。
高さは1~2メートルになり、茎には短毛があって触るとザラザラします。
ヒヨドリが鳴く頃に花が咲くので、この名前がついたといわれます。
が、最近ではピンと来る人も少ないですよね。
昔ならばいざ知らず、現代ではヒヨドリは留鳥、一年中見られる鳥です。
花期は8~10月、茎の上部で枝分かれして、枝先に散房状の5個の筒状花を咲かせます。
全国に分布しているので、それほど珍しい種でもありませんが、きつい眉山の上り道に咲いていると少しだけほっと息をつくことが出来ます。
コメント
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