矢岳散策の翌日、諫早市飯盛(いいもり)町に出掛けました。
昨年の秋は諫早市森山町を散策しましたが、今回は島原半島から長崎市へ向う国道251号線の長崎市側により近い町です。
表紙の看板は、251号線沿いにある地元野菜などが買える直売所の駐車場にあったものです。
ウォーキングルートが設定されているようですが、事前の調べでは結構な距離がありそうなので、観察ポイント間は車で移動します。
国道から1本入った、南部農免農道を走っていると標識が見えます。
ありがたいことに駐車スペースがありました。
諫早市指定史跡「飯盛鬼塚古墳」です。
「平成11年度に行われた県営畑地帯南部総合整備事業に伴う発掘調査によって発見されました。
六世紀後半に築造されたと思われる古墳です。
埋葬施設は縦2.1m、横1.4mほどの広さの横穴式石室です。
発見された時にはすでに墳丘は失われていましたが、盛土によっておおわれていたものと思われます。
石室上部の石材も、戦前に特別攻撃艇格納庫の石材として使用されていたために消失し、石室の下部構造のみが残っています。
本来の高さは2.5mほどあったと考えられています。
床面には石が敷き詰められ、副葬品として金環(直径3cmほどの耳飾り)や須恵器・鉄製農具が出土しています。(しまった、それらの出土品がどこかに展示されていないか、聞いてくるのを忘れた!)
古墳のある場所は南に広がる橘湾と天草灘を一望できる高台です。
橘湾沿岸には同時期の古墳は少なく、六世紀代の首長の墓と考えられ、貴重な史跡です。 諫早市教育委員会 平成23年2月」
古墳のある場所から島原半島をのぞむ。
昨年の秋は諫早市森山町を散策しましたが、今回は島原半島から長崎市へ向う国道251号線の長崎市側により近い町です。
表紙の看板は、251号線沿いにある地元野菜などが買える直売所の駐車場にあったものです。
ウォーキングルートが設定されているようですが、事前の調べでは結構な距離がありそうなので、観察ポイント間は車で移動します。
国道から1本入った、南部農免農道を走っていると標識が見えます。
ありがたいことに駐車スペースがありました。
諫早市指定史跡「飯盛鬼塚古墳」です。
「平成11年度に行われた県営畑地帯南部総合整備事業に伴う発掘調査によって発見されました。
六世紀後半に築造されたと思われる古墳です。
埋葬施設は縦2.1m、横1.4mほどの広さの横穴式石室です。
発見された時にはすでに墳丘は失われていましたが、盛土によっておおわれていたものと思われます。
石室上部の石材も、戦前に特別攻撃艇格納庫の石材として使用されていたために消失し、石室の下部構造のみが残っています。
本来の高さは2.5mほどあったと考えられています。
床面には石が敷き詰められ、副葬品として金環(直径3cmほどの耳飾り)や須恵器・鉄製農具が出土しています。(しまった、それらの出土品がどこかに展示されていないか、聞いてくるのを忘れた!)
古墳のある場所は南に広がる橘湾と天草灘を一望できる高台です。
橘湾沿岸には同時期の古墳は少なく、六世紀代の首長の墓と考えられ、貴重な史跡です。 諫早市教育委員会 平成23年2月」
古墳のある場所から島原半島をのぞむ。