島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

飯盛散策-金毘羅神社

2015-10-30 08:28:11 | 雑談・その他
ぐるりと迂回し、どうやら鳥居の入口と思われる場所に着いた。(表紙写真)
最近人が入った形跡があり、草刈りは行われているが、「これを登るのか・・・。」
元は畑のあぜ道だったようだが、両側の畑は耕作放棄されて荒れ放題だ。

対岸から見えていた鳥居に着いた。
神額に「金毘羅神社」と書かれている。
後ろを振り返ってみる。

山の中腹にあり、見晴らしが良い。
漁港を一望のもと見下ろせる。
さすが航海の安全を守る神様だ。

第一の鳥居だったのか、奥にはまだ続く道がある。
草刈りが行われて時間が経っているらしく、蜘蛛の巣が凄いことになっている。
その辺の枝を持って、蜘蛛の巣と格闘しながら登って行く。

転石が多い道に変わってきた。
両側の林も明らかに年数を重ねたものだ。
これはもう完全に登山だ。
かなり登った所で曲がり角があり、ふいに注連縄が現れた。

その気はなかったが、山頂まで上り詰めたらしい。

お社は無かったが、石灯籠と石の祠が数個あった。
左には石柱が建っているが、文字は読めない。
右には煮炊きが出来そうな釜が作られている。
道が整備されているので、守っている人は未だにいるのだろうが、地元の人でもここまで登ってくるのは少ないのではないだろうか。
そのうち人の記憶から忘れられていくんだろうな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする