島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

フクロウ

2016-02-06 12:58:13 | 野鳥
伊木力ダムの周辺を歩いていると、電柱に何やら茶色いものが引っ掛かっている。
大雪が降った日の後だったこともあり、「雪の重みで折れた木の枝が引っ掛かっているのか?」と思いながら近づくと・・・

フクロウやん!
うわっ!見るのは初めてじゃないけど、こんな近くで見るのは初めてだ!!
すっげーシャッターチャンスやん!シャッター切りまくれ!!w
ちょーかわいいな!
フクロウカフェなんてものが出来る理由が分かるわ!
などと凄い興奮した。w

フクロウは、北海道から九州の森林にすむフクロウ科の留鳥です。
森の中に住んでいるイメージが強いですが、大木のある社寺林や公園などで見られることもあります。
夜行性で、昼間枝にとまっている時にはほとんど動かず、目を閉じて休んでいます。
猛禽類で、ネズミ類を主食としますが小鳥や昆虫なども食べます。
聴覚が発達し、首をまわしながら周囲の小さな物音を聞き取り、ノネズミなどの小型ほ乳類の動きを感じ取ります。
獲物を見つけると軽やかに飛び立ち、羽音をたてずに直飛して襲います。
以前、野岳で羽音をたてずに飛び去るフクロウを目撃した。
羽音をたてずに飛ぶフクロウの羽の秘密が、電車のパンタグラフが出す風切り音を軽減する技術に用いられていると聞いたことがある。
などと思い出しながら歩いていると、かなりフクロウから離れてしまった。

振り返って最後の1枚を撮影した。
ダムを1周して同じ場所に戻った時にはもういなかった。
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伊木力ダム

2016-02-06 11:49:00 | 雑談・その他
諫早市多良見町にある「伊木力ダム」です。
連休なのに雨続きで、行く所もなく車で出歩いていた時に立ち寄りました。
地区名の伊木力(いきりき)から取って「伊木力ダム」です。
近くには千々石ミゲルと思われる墓石が発見された場所があります。
どうやらダムの上に車を置ける場所があり、ダムまわりを1周歩けるようになっているようです。

ダムの上に上がってきました。
重力式コンクリートダムです。
あらかじめ否定しておきますが、私はダム男ではありません。
自然系施設で働いている事からも人造物にはあまり興味がありません。
ただし、自然の中にこのような人工物を造る場合は、周囲の自然環境に配慮している事が多いので割合自然が多く見られます。
この時も「ダムにカモくらい来ていないかな」くらいの軽い気持ちでした。

こちらがダムの管理棟です。
放水など、こちらでコントロールしているのでしょうが、普段は無人みたいです。
職員用の駐車場に車もありませんでした。

ダムの内側です。
周囲をぐるりと歩けます。

周囲を歩いていると、何本か山の谷間を川が流れ込んでおり、これらが水源になっているようです。
期待したカモの姿は見えません。

ダムを1周してきました。
下流100m以内に民家が点在し、上流側にはみかん畑があるため、工事の際には周囲の環境を害することがないように十分な配慮がなされたみたいです。
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