島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ウミウ

2016-02-17 13:01:14 | 野鳥
同じく加津佐町津波見の海岸で見つけました。
素人の私には「カワウ」と「ウミウ」の見分けがつきませんが、これだけ海の場所に「カワウ」がいる筈がないものとしてお話をすすめます。
ウミウは、冬に全国の岩場の多い海岸で普通に見られます。
サハリンから日本周辺の海域にのみ生息しています。
荒波が打ちつける岩場や外洋に面した断崖を好み、群れでいることが多いです。

岩などで翼を広げて乾かしている姿がよく見られますが、これはウ類の羽が水をはじかないようになっているためです。
長良川の鵜飼いに用いられているのは本種です。
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カツオドリ(と思われる)

2016-02-17 11:15:41 | 野鳥
場所は加津佐町の津波見(つばみ)海岸です。
多分、間違っていないと思いますが「カツオドリ」です。
距離があまりに遠すぎて、しっかりと捉えられた画像がありません。

船との比較でその遠さが分かると思います。
背景が海と空しかなく、対岸の陸地も遠くてピントをうまく合わせる事が出来ませんでした。(私の未熟ゆえ)
暫く観察していると特定の動きをしていることに気付きました。

撮影場所よりも南の海上から現れて、上空から海を見ています。
獲物の魚を探しているようです。

獲物を見つけると、狙い澄まして海へダイブします!

獲れたか獲れなかったかは分かりませんが、海面から飛び立ち、北へ移動しながら同じ行動を繰り返します。
北へ見えなくなって暫くすると、上空を南下して来ます。
それを2、3度繰り替えしていましたが、たぶん何度繰り返されても私の腕では撮影は無理と判断し、早々に諦めました。
カツオドリの解説は、今後しっかりした画像が撮影出来た時にまわしますが、島原半島近海には冬鳥(?)として飛来するようです。(「雲仙岳の生物」より)
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