島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

絹笠山下見

2016-02-14 12:53:20 | 雑談・その他
2月11日(木・祝)に絹笠山のガイドの仕事が入っていた。
8日の週は立て続けに登山の予定が入っていたので、早めに下見に行ったのだが、11日は結局参加者が集まらなかったとかでキャンセルになった。
13日(土)の登山会も雨天中止になるし、下見は全部空振りに終わった。
もったいないので下見の様子だけでもアップします。
まずは雲仙温泉街から白雲の池へ行きました。(表紙写真)
冷え込みが緩んだこともあって池の全面凍結はなくなっていました。(陽の当たらない一部は凍結していました。)
珍しくコガモが4羽泳いでいました。

こんな小さな池にもカモが渡ってくるのか。
餌が近くにないので越冬はしないでしょうが。

池のほとりから絹笠山へ登って行きます。
困った事に、この時期は紹介出来るような植物がありません。
アオキの実くらいならありましたが・・・。
それで片道40分の登山の解説にはなりません。

そんなこんなで山頂に着きました。
イノシシが荒らしまくっていますね~。w

山頂から普賢岳方面です。
PM2.5の影響か、見通しが効きません。
さて、地形が見えないのであればジオ的な解説も出来ないな。
登山に専念するしか方法がなさそうでした。(結果キャンセルなんですがね。)
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小田山神社

2016-02-14 09:49:12 | 寺社・仏閣
島原半島にも有名な寺社・仏閣はありますが、人目につかないような小さな神社やお寺もたくさんあります。
そういった小さな寺社・仏閣は史跡もなかったり、歴史的な背景も分からなかったりするので、新しく「寺社・仏閣」のカテゴリーを設けました。

さて、昨日の「籠立場」から小浜方面へ歩いて下る事、2、3分。
国道57号線沿いに鳥居が立っています。(表紙写真)
以前から車で通るたびに気になってはいたのですが、こんな所で車を降りる用事なんてなく、今回初めて訪れました。

神額には「小田山神社」と書かれています。
小田山とは、この辺りの地名です。
どうやら地元の産土神のようです。

予想よりも急だけど短い階段の上に社殿があります。
もっと山の奥まで続いていると思っていましたが、国道のすぐ上でした。

社殿の裏には大きな岩が鎮座しています。
雲仙は古くから霊山として修行の場とされていたことから、このような大岩の下に神社が築かれている事が多いようです。
そもそも雲仙自体が火山で出来た山なので、大きな岩が転がっているのは必然なのですけど。

社殿の中はこんな感じです。
祭神は「豊宇氣毘賣命(とようけひめのみこと)」です。

社殿の脇には小さな石柱が立っていました。
なになに「島原之乱戦没者無縁之結霊 八十八カ所平和塔 四十六番」と書いてあります。
諌江八十八カ所とは別の物か。
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