今回の観察会のメインの1つでした。
「名犬 矢間(やま)の墓」です。
話が長いので、この場ではかい摘んでしか説明できませんが、良い話です。
「昔、湯元に賢くて忠義な矢間(やま)という犬がいました。
主人に頼まれると約12kmの山道を越えてお使いをする名犬でした。
ある日、お使いに向っているとその家の娘が蛇に襲われていました。
矢間はすぐに飛びかかって、蛇を追っ払いました。
そんな矢間が、どんよりと曇った日にお使いを渋る様子を見せました。
しかし、首にお使いの風呂敷を括り付けられると『ワン』と吠えて、元気よく駆け出しました。
ところがいっこうに矢間は帰ってきません。
心配していると、通りがかりの人が『札の原で矢間が倒れているよ』と報せてくれました。
主人をはじめ湯元の人たちも驚いて駆けつけてみると、首に掛けていた風呂敷は無くなり、お腹と頭をひどく叩かれた傷がありました。
きっと泥棒が風呂敷にお宝が入っていると勘違いしたのでしょう。
矢間は取られまいと必死に戦ったのですが、敵わなかったのです。
みんな残念に思って、札の原に矢間を丁寧に葬り、石碑にその姿を刻んで建ててあげました。」
場所が少し分かりにくいのです。
国道57号線からカトリック雲仙教会へむけて行く道の途中にあります。
赤丸の中です。
「名犬 矢間(やま)の墓」です。
話が長いので、この場ではかい摘んでしか説明できませんが、良い話です。
「昔、湯元に賢くて忠義な矢間(やま)という犬がいました。
主人に頼まれると約12kmの山道を越えてお使いをする名犬でした。
ある日、お使いに向っているとその家の娘が蛇に襲われていました。
矢間はすぐに飛びかかって、蛇を追っ払いました。
そんな矢間が、どんよりと曇った日にお使いを渋る様子を見せました。
しかし、首にお使いの風呂敷を括り付けられると『ワン』と吠えて、元気よく駆け出しました。
ところがいっこうに矢間は帰ってきません。
心配していると、通りがかりの人が『札の原で矢間が倒れているよ』と報せてくれました。
主人をはじめ湯元の人たちも驚いて駆けつけてみると、首に掛けていた風呂敷は無くなり、お腹と頭をひどく叩かれた傷がありました。
きっと泥棒が風呂敷にお宝が入っていると勘違いしたのでしょう。
矢間は取られまいと必死に戦ったのですが、敵わなかったのです。
みんな残念に思って、札の原に矢間を丁寧に葬り、石碑にその姿を刻んで建ててあげました。」
場所が少し分かりにくいのです。
国道57号線からカトリック雲仙教会へむけて行く道の途中にあります。
赤丸の中です。