島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

熊野神社の大楠

2009-10-12 13:49:46 | 歴史・史跡
先日の大椋の解説板に記載してあった、境内にともに植えられた「熊野神社の大楠」です。
こちらも同じ昭和35年に県の天然記念物に指定されています。
幹周りは8mあります。
比較のための写真も撮ってきました。

クスノキ自体が神社や寺などに古くからよく植えられています。
中国名は「樟」。
木全体に樟脳(しょうのう)を含み、葉を切ると特有のよい香りがします。
(樟脳・・・クスノキからとる無色半透明の結晶。防虫剤などに用いられます。)
クスノキは、暖地に分布するクスノキ科の常緑高木です。
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まあ、なんと言うか

2009-10-12 11:16:49 | 雑談・その他
10日に「すこーし、ヒマ~。」などと書いたのですが、午後から急に人が増えました。
連休続きで流石に旅行に出掛ける人は減るだろうと予想してたのですが、外れました。
昨日、珍しく日曜日に休みでした。
1日だけの休みなので遠出することも出来ず、逆に島原市内の所謂観光地といわれる場所をウロウロとしてきました。
その話しはネタがなくなってきたら追々アップするとして、島原城に写真撮影に行った時の看板です。

おお~「秋のレンコン掘り大会」なんかやっているんだ~。
昨日「あと1日」だから、今頃レンコン掘りやっているんだろう~な~。
来年できれば参加しようかな~。w

表紙;ナワバリ宣言するモズ
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熊野神社の大椋

2009-10-10 13:52:55 | 歴史・史跡
このアングルの写真しか撮ってなかった・・・。
ちょっと見難いかも知れませんが、ご勘弁下さい。
長崎県指定天然記念物「熊野神社の大椋(むく)」です。
この大樹の隣には看板が立っており、昭和35年に指定されたことが記されてありました。
幹周りは6.7mもあり、根元には傾斜面で成長するための長大な板根が発達しています。
ムクノキは、暖地の山地に生えるニレ科の落葉高木です。
大きいものでは高さ30mにまでなるそうです。
「この木は島津藩の将 伊集院忠棟(ただむね)が沖田畷(おきたなわて)の戦勝を記念して境内の大楠とともに植えたと伝えられています。」(解説板より)
うっ、この辺の歴史は全然勉強してないんだよなあ~。
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プロフィール

2009-10-10 11:44:56 | 雑談・その他
今日から連休です。
忙しくなるかと思い、昨日のうちに出来るだけの仕事は全部片づけてしまいました。
本日、思ったほど人は来ません。
すこーし、ヒマ~。
てな訳で、プロフィール用にキャラクターを描いてみました。
顔だけではなんなんで、体つきも。w
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熊野神社とマー坊蛙

2009-10-09 14:16:05 | 歴史・史跡
あー、明日からまた連休か。
もういいよー連休は~。
連休多過ぎ!

愚痴ばっか言っても仕方ないので、さっさと仕事しよ。
えー、島原市内の熊野神社に行ってきました。
寒くなってくるとなかなか新鮮な自然情報を集め難くなってくるので、こんな逃げ道を考えてみました。
島原市の北門と呼ばれる通りの近くにあり、スーパーの駐車場に車を停めても歩いて行けました。
境内はこんな感じ

奥に本堂(?)があり、庭には子供が遊べる遊具もありました。
古き良き日本の文化といった香りがしてきます。
そんな中でも、私の気を一番引いたのはこちら!

名前は「マー坊蛙」です。
写真ではイマイチ分かりにくいですが、これ結構大きいです。
「デカッ!」と思わず口走るほどに。w
隣には名前の由来などが書かれた石碑が設置してあり、それによると「無事に帰る」という家内安全のお守りだそうです。
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タカネハンショウヅル

2009-10-08 13:45:22 | 植物
先日、ゴンズイを見つけた時に同じ場所で見つけてきました。
手持ちの図鑑には載っておらず、植物の先生に判別方法を色々お聞きして判明しました。
キンポウゲ科のつる性多年草「タカネハンショウヅル」です。
花の形が半鐘(はんしょう)に似ているから「半鐘蔓(ハンショウヅル)」。
山地に生えるので、「高嶺(タカネ)」の名前がつきましたが、大体標高が500m~1000mぐらいに咲くそうです。

ん~図鑑にないので、あんまり書けない・・・。
この厳しい不況の嵐の中で、新しい植物図鑑は買ってもらえないだろうなあ~。
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本日の平成新山

2009-10-05 13:11:19 | 平成新山
朝の気温が20度を切るようになりました。
今朝の気温は17度、曇り空の平成新山です。
お昼過ぎから雨が降るとの天気予報ですが、空は大分暗くなってきました。
まだ雲は高いですが、どうでしょう?
涼しくというか寒くなってきました。
長袖を着ていても1枚ではひんやりとします。
秋の行楽シーズンを通り越して、初冬のような感じがします。
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ゴンズイ

2009-10-04 14:16:31 | 植物
昨日、眉山の紅葉状況を撮影しに行って、みょーなものを見つけました。
それが写真の植物「ゴンズイ」です。
魚の名前で「ゴンズイ」ってのは聞いた事がありますが、植物にも同名のものがあるんですね。
植物の「ゴンズイ」は、山地に生えるミツバウツギ科の落葉小高木です。
高さはふつう5~6mになります。
樹皮には縦すじが入って、細かな白黒のしま模様になります。
この模様が魚の「ゴンズイ」に似ていることからついた名前です。
果実は袋果で、9~10月に赤く熟すと皮が割れて、なかから光沢のある黒い種子が現れます(写真)。
まるで貝がぱっくりと開き、中の真珠?が見えているみたいです。
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眉山の紅葉情報

2009-10-03 14:22:55 | 眉山
眉山の紅葉情報です。
まだ眉山では色づき始めです。
緑色した葉っぱの方が断然多いです。
ですが、去年よりも1ヶ月ほど早く変色が始まっています。
昨日は大雨警報が出るほど激しい雨が降りましたが、その前日まではほとんどと言って良いほど雨が降りませんでした。
葉が枯れてしまって、今年の紅葉はダメかな~と思っていました。
明日まで晴れの予報ですが、月曜日からは再び崩れるようです。
台風も接近しているようなので、今後の天気と葉の色づき具合が気にかかります。
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島原藩のハゼ栽培

2009-10-02 13:45:22 | 歴史・史跡
まだ、あまり歴史の勉強はしていないので、おおまかな流れだけのお話しをしたいと思います。
昨日のお話しとは少し前後しますが、なぜ島原のハゼノキが重要なのかが分かると思います。
ハゼの実からは白蝋(はくろう)、つまりロウソクの原料が取れます。
時は石油や石炭よりも前の時代ですから、ロウは貴重な灯明資源になります。
そこで他にこれといって産業のなかった長崎の殖産として、ハゼの栽培が奨励されました。
特に島原藩では1660年ごろから積極的にハゼ栽培を奨励し、「全国七倉の一」と称されるまでの重要物産となりました。
杉谷村千本木で発見された、他の木より多量に結実する変種は「福ハゼ」と命名され、生産量増加の一役を担いました。
このハゼ栽培のおかげで、島原大変後の財政再建ができたとも言われています。
薬園跡を訪れた時分、すでに実がなっていました。
この実で救われた島原の人達が、たくさんいるのですね。
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