島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

有明の森フラワー公園

2011-01-21 13:51:05 | 観光・施設
さて、昨日の「島原よかとこジオサイト巡りスタンプラリー」ですが、
・島原城キリシタン史料館
・雲仙岳災害記念館
・平成新山ネイチャーセンター
・武家屋敷(売店内)
・湧水庭園「四明荘」
・観光ガイド大手門番
・ゆとろぎの湯
・有明の森フラワー公園(物産館内)
・しまばら湧水館
・縄文の里(有明総合文化会館)
の10個所を巡ります。
この中で「有明の森フラワー公園」だけ行ったことがありませんでした。

正面入口;建物が物産館。

フラワー公園という名前だけあって、良い季節の時に行けばたくさんのお花が見れるそうですが、冬はねぇ~。
目を引くのは、園内に配置された七福神の像です。
写真に遠く写っている白いのがそうです。
背景には平成新山が見えるのですが、あいにくの天気で雲に隠れています。

手前の金網にピントがあってしまった。
さらに有名な「ダチョウ」がいました。
「ああ~話に聞く~」と一人で納得してました。
他にニワトリや今年の干支のウサギがいました。
暖かい日にお弁当を持っていくと良い所だなと思いました。
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島原よかとこジオサイト巡りスタンプラリー

2011-01-20 13:49:38 | 島原
現在島原市内の施設で行われているイベントです。
島原市内の観光名所10個所に置かれたスタンプを集めます。
3個所達成すると参加記念品のクリアファイルがもらえます。(写真上)
5個所達成すると「達成」のスタンプをもらい、5000円相当の島原の特産品か、もしくは5000円分のお食事券に応募できます。(各毎月10名様抽選、どちらか選択はできません。)
10個所達成するとさらにもう1個「達成」スタンプをもらい、毎月抽選で3組の方に島原温泉ペア宿泊券が当たります。
また、10個所達成された方は抽選にもれても、Wチャンスがあるそうです。
詳しくは、島原温泉観光協会のホームページをご覧ください。
期間は3月31日までですので、できればお急ぎ下さい。
早速、暇を見つけて10個所巡ってきました。w
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浜の城跡

2011-01-17 14:57:46 | 歴史・史跡
公園じゃん。
はい、公園です。
島原市内の一番街アーケード近くの「中央公園」です。
でもその一角に史跡を示す石碑が建っています。

「史跡 浜の城跡」;島原市教育委員会
昔、この場所は海につき出た所で、豪族島原氏の「浜の城」がありました。
戦国時代、有馬氏は肥前国の東半分を勢力下におき、島原氏もその先鋒として転戦しました。
しかし、佐賀に龍造寺隆信が興り有馬氏の発展を阻み、ついに有馬氏の領地は島原半島だけになりました。
この頃の領主島原純茂は、キリスト教の宣教師アルメイダに布教を許し、教会をこの周辺に建てさせました。
天正十二年におこった沖田畷の戦いで龍造寺隆信は戦死し、龍造寺側で戦った島原純茂の子純豊は城を明け渡しこの地を離れたとされています。
有馬氏の後の領主松倉重政は、島原城を築城するまで浜の城を拠点としました。
1792年の島原大変で現在見えているような街の真ん中な地形に変化しました。
島原の街は、ただの商店街の一角にあるような公園にも歴史が刻まれています。
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鰐口一口

2011-01-16 13:34:08 | 島原
白土湖(しらちこ)から今村刑場跡へ向かって歩いている途中、

こんな場所を見つけました。
「えらい趣のある所だなあ。」と思って見ていると解説板が建っている。
さらに正面に回ってみると、

「あ、これは見たことがある!」
島原市指定の有形文化財(工芸品)「鰐口(わにぐち)一口」です。
前日紹介の『島原市の文化財』で見たのを覚えていました。
「鰐口」とは神社や寺院の参詣口に吊して打ち鳴らす梵音具(ぼんおんぐ)です。
金口とか金鼓、打金などとも言われます。
この鰐口は、白土湖付近の水田で掘り出され、島原大変(眉山崩壊)の時に流失したものと考えられています。
あまり良く見えませんでしたが、資料によると表と裏に字が書かれており、寄進者の日付と名前が銘文されているそうです。
寄進した人もまさか322年後に文化財に指定されようとは思ってなかったでしょうね。
【平成四年(1992年)指定-寛文十年(1670年)寄進】
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試験に出ない歴史・文化

2011-01-15 13:24:00 | 本・書籍
センター試験初日、受験生のみなさん、頑張ってますか?
思い出すなあ~、私が受験の日も雪が降ってたなあ~。(十数年前のこと)
さて、先日「おすすめの本」として「とりぱん」をご紹介しましたが、今回は写真の3冊をご紹介したいと思います。
左から順に
「ぶらっとさらく島原(島原ガイド)」松尾卓次 著
「郷土史入門 島原いろはカルタ」榊原武之 著
「島原市の文化財」島原市教育委員会 編集発行
昨年から島原の歴史や文化に興味を持って、イベントにも歴史旅行や文化財ツアーを組んでいます。
そうした中で「もっと詳しく知りたいな。」と思って入手した本です。
左2冊は地元郷土史家の松尾先生(歴史ジオツアーをお願いした)と武家屋敷近くに榊原郷土史料館を建てられた故・榊原氏が著しました。
いわゆる郷土史本です。
島原に特化してありますが、島原の歴史を知るには大変分かり易く書かれた本です。
どちらも島原城や武家屋敷の売店で購入できます。(価格は忘れました。)
「島原市の文化財」は、市内にある文化財を写真つきで解説しています。
国・県・市とそれぞれ違った指定の文化財が約100個載っています。
巻末には略年表と地図が載っているので、本を片手に文化財探しをするのも楽しいと思います。
島原図書館で以前無料配布しているのをもらってきました。
どれも試験に出るものではありませんが、島原という土地を理解するには貴重な資料です。
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今村刑場跡

2011-01-14 13:56:04 | 歴史・史跡
島原城に行ったついでにあちこちと市内を歩き回ってネタを収集してきました。
まず、今回の目的地の1つ、「今村刑場跡」です。
この辺り一帯の土地を「今村」といい、昔ここには処刑場がありました。
その処刑場では重罪人は勿論のこと、弾圧を受けた多くのキリシタンが処刑されました。
島原大変の眉山崩壊で一旦埋没しましたが、その後も引き続き刑場となり、明治3年(1875年)まで使用されました。
最後に処刑されたのが、『お糸さん』といい、お糸さんが処刑された頃に湧き出した地獄が「お糸地獄」として雲仙地獄の中に名前を残しています。
また、天保年間に市川泰朴(いちかわたいぼく)らが、ここで処刑された罪人の腑分け(解剖)を行い、医学の発展に貢献しました。
その解剖図は島原城資料館に展示されています。
島原の歴史的に大きな事態がおこった場所も、今では供養塔が1基建っているだけです。
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島原城の催し物

2011-01-13 13:19:11 | 島原
うわっ!迷彩服で見難い!
昨日、島原城に刀剣展と松平文庫展を見に行きました。
するとたくさんの自衛隊員が島原城のお堀に取り憑いていました。(誤変換w)
ニュースでご存じかも知れませんが、昨日と今日、島原城の石垣に生えた雑草を自衛隊が除草してくれています。
訓練の一環だそうです。
ほぼ垂直の石垣にロープ1本でぶら下がり、鎌などで草を刈る作業は大変だと思います。
日頃から厳しい訓練で鍛えている隊員だからこそできることなのでしょう。
さて、見に行った刀剣展と松平文庫展ですが、残念ながら島原城内は撮影禁止です。
掲載することはできませんが、島原藩主松平家の宝刀「神気(しんき)」・「神息(しんそく)」は今の時期だけしか公開されていません。
また、松平文庫展も貴重な古典籍を閲覧できる数少ない機会です。
刀剣展は、1月23日(日)まで、島原城資料館2階にて。
松平文庫展は、1月17日(月)まで、島原城観光復興記念館にて開催されています。
島原城の登閣料で見学できます(入館共通)。
滅多にない機会ですので、是非ご覧になって下さい。
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最接近

2011-01-10 13:20:43 | 動物他
今朝の撮影です。
年末年始から度々登場している「ニホンイノシシ」です。
ようやくお顔が撮影できました。
母親のようで、子供を2匹連れていました。
第2シェルターの木道の上から、約4mの距離だと思います。
こちらにはまったく気付くことなく餌を探していました。
子供も少し親から離れて餌を探していました。
「ブヒッ、ブフッ」という鼻息は勿論、「クチャクチャ」と咀嚼音も聞こえました。
15~20分ほど上から観察していました。
しかし、子供たちがセンターの方へ近づき始めたので、流石に声を出して追い払いました。
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おすすめの本

2011-01-09 13:26:49 | 本・書籍
いよいよ島原半島と関係なくなってしまった。
更新するネタがなく、背に腹は代えられません。
ですが、よければご一読していただきたい本です。
野鳥や自然が好きな人には絶対に受け入れてもらえると確信しています。
タイトルは「とりぱん」、著者は「とりのなん子」、講談社から出版されています。
現在10巻まで出ています。
身近な自然をありのまま(?)に表現し、その楽しさ、楽しみ方をご堪能頂けます。
なんだか格調高い評価をしていますが、漫画です。
決して敷居は高くありません。
気取らずにすんなり読み進めてもらえると思います。
暇があったら是非。w
(個人ブログでなきゃ~出来ない宣伝行為だよな。ww)
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本日の平成新山

2011-01-08 13:41:06 | 平成新山
昨日、今日とよい天気が続いています。
真っ白に染まった平成新山の背景に真っ青な空が映えます。
今朝の垂木台地の気温は、2℃でした。
風は冷たいものの、陽射しは暖かい日和です。
雪の積もった平成新山を見ていると
「あの右側の斜面でスキー出来そうだな。」
と考えがちですが、実際は溶岩がゴロゴロ転がっていて滑れる状態じゃないでしょうね。
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