平成版徒然草

自由気ままにその時々の感想や写真などを残しておきたいと思いBLOG作成を思い立ちました。作成から早9年経過・・

鳥の目・虫の目・魚の目(そして自分の目)

2012-04-04 11:12:35 | Weblog
標題は本年度の神戸製作所入社式での佐藤社長の新入社員への訓示である。この言葉は佐藤社長自らが造ったものではないようで、検索すると出典は不明のようであるが、たくさん出てくる。 森羅万象の事物を的確にこなしていくための名言だと思う。経済学でもマクロ分析やミクロ分析という分野があり、鳥のように高い視点、広い視点から物事を俯瞰的、全体的に見ること、また目の前の現実、現状を複眼的、近い視点でミクロ的に見ることが大切であろう。最後の魚の目とはよく表現しており、時流の流れ魚の目(実際の魚の目はあまり遠距離は見えないようだが)のように的確に把握し、総合的に判断、決心することが必要だと思う。(自分の目)は最終的にはあくまでそれらの目を通し、自分の目で確認し、いかに処理すべきかが重要であると思う。最近の新入社員はどのような職種(分野)に行きたいかを質問されたら、一様に【本社勤務】と応えるようだ。最近の海上自衛隊の初任幹部も【海幕(海上幕僚幹部)=海上自衛隊の最高機関】と応える者がいると聞いた。そのほうが上司に名前を覚えられ、事務的な仕事で将来性があると思っているのだろう。若いうちはどこでも、どんな職種でも現場での経験をし、叩き上げるほうが長い目で見ればいいと思うのだが。大きく時代は変わっていることを痛感する。【今回写真なし】