当然のことながら、本日の参議院で、前田国交大臣と田中防衛大臣の【問責決議】が可決した。野田総理は問責決議は強制力はないと言う理由で両大臣を更迭せず、続投する方針である。なんとしあわせな日本であろうか。国交大臣にしても、不始末は部下に押し付け、反省とこれからの努力で対応するとの主張、防衛大臣は「全身全霊で職務に精励する」とのこと。一体全体、この国の将来を任せている政治家どもの、【もの事の考え方】は絶対に間違っている。常識、非常識の国々では、抹殺(処刑)されてもおかしくない重大な責任であるのに、まるで他人事のような発言なのだ。資質に欠ける人物が、全身全霊・・・とのたまわってもどうしようもないことなのだ。何故か、野田総理にしても、藤村官房長官にしろ、両大臣にしろ【言い訳】の言動が多すぎるのだ。 私の初任幹部当時、【でも・・】などと言おうものなら、艦長、上司などに思い切り怒られたものだ。そのせいか、海自勤務全期間を通じ、【言い訳】をした記憶はないし、自分で腹をくくることも何度かあった。それでも今回顧しても全く悔いはない。国交大臣の公選法違反疑義は直接感ずるところはないが、元自衛官としての田中防衛大臣の、うつろな目やしどろもどろの答弁、唖然とする答弁内容、お笑い芸人が脱帽するくらいのお笑い大臣なのであり、デメリットは甚大である。諸外国にメリットがあるよう総理は【命をかけて】続投するのだろうか? また今夜も義憤に燃え過ぎてしまった。 なんと馬鹿過ぎる大臣よなあ・・・