平成版徒然草

自由気ままにその時々の感想や写真などを残しておきたいと思いBLOG作成を思い立ちました。作成から早9年経過・・

この国の守りは?

2012-04-05 18:45:34 | Weblog
北朝鮮のミサイル発射実験で日本、とりわけ防衛省は大わらわ状態である。 防衛省トップの田中直紀防衛大臣の防衛に関する専門知識の無知無能さにはほとほとあきれ返って言葉も出ない。前防衛大臣の一川保夫も就任の報道で唖然としたが。それにも引けをとらない馬鹿な人物を、何故起用したのか?野田総理大臣にも大いに問題がある。小沢派閥のご苦労さん配置として、一川・田中両氏は任命され、自己の能力、経歴なども顧みず引き受けたのだろう。一体この国は、この国の守りはどうなっているのだろう。懸命に国内外で真面目に使命を果たしている【自衛官】(あえて防衛省とか事務関東を含む自衛隊員は含めない=制服を着た自衛隊員)の心中を察するに悔しくて仕方ない。こんな政府、政治家がシビリアンコントロールなど出来るわけがない。近隣外国の対応しやすいようにあえて全ての分野に能力、見識のない人物をわざと配置しているようにしか思えない。この国の行く末は一体どうなるのか? それまでにも何度も訂正や謝罪答弁が多かった田中直紀防衛大臣は、3日の国会答弁では「あの~ もしもし、いや失礼・・・・」と自分が自分でないような支離滅裂ぶりを披歴している。それを今朝のマスコミは面白おかしく報道している。本当にこれが今の政治家たちの醜態なのだ。必殺仕掛人でもおれば必殺を頼みたいところである。【写真は田中直紀のHPから拝借】 

鳥の目・虫の目・魚の目(そして自分の目)

2012-04-04 11:12:35 | Weblog
標題は本年度の神戸製作所入社式での佐藤社長の新入社員への訓示である。この言葉は佐藤社長自らが造ったものではないようで、検索すると出典は不明のようであるが、たくさん出てくる。 森羅万象の事物を的確にこなしていくための名言だと思う。経済学でもマクロ分析やミクロ分析という分野があり、鳥のように高い視点、広い視点から物事を俯瞰的、全体的に見ること、また目の前の現実、現状を複眼的、近い視点でミクロ的に見ることが大切であろう。最後の魚の目とはよく表現しており、時流の流れ魚の目(実際の魚の目はあまり遠距離は見えないようだが)のように的確に把握し、総合的に判断、決心することが必要だと思う。(自分の目)は最終的にはあくまでそれらの目を通し、自分の目で確認し、いかに処理すべきかが重要であると思う。最近の新入社員はどのような職種(分野)に行きたいかを質問されたら、一様に【本社勤務】と応えるようだ。最近の海上自衛隊の初任幹部も【海幕(海上幕僚幹部)=海上自衛隊の最高機関】と応える者がいると聞いた。そのほうが上司に名前を覚えられ、事務的な仕事で将来性があると思っているのだろう。若いうちはどこでも、どんな職種でも現場での経験をし、叩き上げるほうが長い目で見ればいいと思うのだが。大きく時代は変わっていることを痛感する。【今回写真なし】

北朝鮮のしたたか暴力外交

2012-04-02 04:47:07 | Weblog
北朝鮮の人工衛星打ち上げ(=ミサイルの発射実験)を切符に、またもや国際常識に欠ける暴力外交を展開してきた。それに対応するための防衛省の対応は陸上・海上・航空自衛隊いずれも北朝鮮のプロパガンダ(喧伝)に振り回されている感じである。我が国の破壊措置命令に基づく、沖縄周辺海域へのPAC3地対空ミサイルやイージス護衛艦の実戦配備は「いいがかり」と主張するし、米国の食料品援助停止や経済制裁も「米朝合意に違反する行為」だと極めていい加減な主張をとおし、あくまでミサイル発射を決行しようとしている。北朝鮮は経済的にも地政学的にも極めて貧弱な国にも拘わらず、「核」開発(保有)を国際的に認められている限り、ごり押し的暴力外交も通用すると思っているし、実際通用するからおかしいのである。戦前からの我が国の植民地政策による徹底的な国体教育を植え込まれた北朝鮮は簡単には平和的外交のテーブルに付くことはあるまい。陸海空軍の教育は戦前の日本軍の教育を基礎としそれ以上のものであるし、国民自体も皆兵思想に凝り固まっているとしか思えない。醒めた目で見ればやはり今から約70年前のABCDを基軸とした我が国に対する経済困窮戦略~戦争~敗戦~弱体化占領政策~現在の平和(ではなく弱体化)の一途をたどるのではないかと感じる。まさに「窮鼠猫を咬む」の前兆のような気がする。近くて遠い国とどう対応すべきか大きな課題だ。【図はインターネットからの拝借】