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「若桜町の資源は、林業」ということで、頭では分かっていても実際は、全く現場を見ていない状況だったので、自分の家の山を見に行きました。小さい時に近くの山は行ったことがあったので、その記憶は少しあるものの、ほとんど知らない場所でした。また、何年も行っていないとその時の記憶とも変わっていて、崖崩れで少し土地が減っていました。雪の残る状況なので、また、季節の違う時に行ってもイメージが変わるんだろうなあと思います。
でも、まずは、1回目です。父親に連れて行ってもらい、「ここは、誰の山だ。」「あれは、誰だ。」と言いながら進みました。覚えられるはずもなく、写真に収めようとはするものの、上手には撮れないので、まあ、記憶の補助にと思い撮っていきました。
途中、鹿がいて、飼い犬(クッキー)が追いかけていましたが、追いかけた所でどうしようもないだろうと思い、口笛を吹くと帰ってきました。その前に「ウサギくらい捕ってきてみい。」と声かけしていたので、頑張ったんだろうと思いますが、さすがに大物過ぎました。3箇所の山を見ましたが、一人でもう一回行けと言われても行けそうにないです。「今度は、チェエンソーを持ってこなあいけん。」と言いながら、手の届く範囲の枝打ちやカズラを切って帰ってきました。帰りに「まんどさん」という松の山の神さんを通りました。初めての場所で、本当に細い尾根にとても立派な松がありました。とても見晴らしが良く、つく米の新たな発見がありました。名所にしても良い感じです。
棚田が真正面に見えました。→
つく米のも丸々見えて、こうしてつく米を見守り続けてくれたんだなあと感動しました。意図は変わりましたが、とても充実した一日となりました。
また、来年、この時期に行ってみようと思います。