中国電力の方に,「ぜひ,視察に来てください。」と言われていたので、1人で行くのも申し訳ないと思っていると、先輩議員も同じように思っておられ、一緒に説明を受けることになりました。担当常任委員会の案件にもなるので、行けてよかったです。
資料で説明を受けた後、実際に現地を見させていただきました。地震に備えた耐震化。津波に備えた防潮堤の高さ、座礁してきた船舶も想定しての厚み。竜巻に対応するために軽油タンクを地中化。三瓶山の噴火を想定した火山灰対策。質問しようと思っていたテロ対策など、安全面で様々な想定に対応された対策を施しておられました。テロ対策の面では、あまり詳しいことは、話せないそうですが、実際にかなりの大規模な工事がなされている様子も伺えました。
稼働寸前までいっていた3号機の細部まで見させていただきました。中央制御室なども今は、見学できますが、稼働したら絶対に見ることのできないそうです。周辺には、たくさんのポンプ車や貯水槽、厳重な出入り監視体制、様々な所に設置してある監視カメラなど、資源の少ない日本でエネルギーを考える叡智の結集といった感じでした。
見学を終えて、エネルギー資源について、国民一人ひとりが考えるべきではないかと言う話になりました。島根大学で新しいカリキュラムができたそうで、そういった学ぶ環境づくりも必要になってくると思います。鳥取県としても小学生から高校、大学までエネルギーについて考える機会が増えればと思います。