新プロジェクトを立ち上げる都合もあって、最近、こういうサイトを訪れる機会が多い。
世界のプロカメラマンやプロのモデルさんが一目で分かるようになっている。仕事を依頼するのにクライアントやエージェントにとって便利だし、フォトグラファーやモデルはもとよりメークアーティストやスタイリストの人たちにも自分をPRする絶好の場となっている。すべてが英語だが、美しい景色や自然の素晴らしさに触れることができて学習のみならず骨休みにも打ってつけだ。
で、写真の仕事のジャンル関する言葉に「TEAR SHEET」というを見つけた。
涙のシート、って何?
簡単な単語が二つ。なのに辞書にも載っていない。
不明なことがあると気になってしょうがないタイプ、こう見えても。
だから、一週間ほど悶々としていた。
こんなとき親戚ってありがたい。以前から無線でのインターネット接続を頼まれていたきんじろやの兄さんチにお邪魔していた。インテリジェンスという言葉はこの人のためにある。昭和43年度英検1級合格者ナンバー27、てことは全受験者中27位ということ。英語ばかりか、スペイン語もペラペラ。頭の中に森羅万象がぎっしり詰まっている。
作業を終えその話を聞いてもらったら、兄さん、書棚へ赴き数多ある辞書の中から一冊を持って来てくれた。
「名古屋の三省堂で見つけてそのまま見惚れてしまったんさ。何冊も持ってるのにまた買ってしまったほど凄い辞書やんな」
兄さんの話ではADSLなどの最新用語ばかりか単語に関する薀蓄にも長けていて読むたび発見があるという。
さっそくお借りして捜した。あった。
「(雑誌などの)切り抜きページ」
とあるではないか。
ふむ、袋とじのようなものか(…怖ろしく見当外れで、正しくない)。
いくつか見比べているうちにそれらしきイメージが漠と沸きつつあったが、チートモ知らなかった。というかこの辞書凄い。さっそく紹介する。
アドバンストフェイバリット英和辞典 価格:¥ 3,255(税込) 発売日:2002-11-27 |
「しっかし、どんなサイトを見とんのやな?」
いえいえ想像されるようなとこでは滅相もなく、商品撮影の参考にさせてもらってるのですが…。と、誰も信じてはくれんやろうな。