
境川沿いを相鉄線から南町田まで遡った。
帰りも別ルートを自宅まで歩いたので10kmちょっとぐらいの距離だろうか。

このアーチは境川水管橋(水道橋)だ。
相模川、城山ダムあたりで取水された水が40km以上の水道道(地下の水道管)を流れ、
川井浄水場、西谷浄水場などを経由して野毛山に至る。明治20年に日本初の近代水道として開通した。
境川では地下でなく川の上をまたいでいく。
なお向こうの電車は東急田園都市線。

酒匂川沿いとは少し趣が変わるが、境川沿いでもいろんな鳥が見られる。
ダイサギやコサギにカワウの姿はよく目立った。
コガモも至る所で目にした。今の時期はカルガモより数が多いようだ。

カワウは泳いだり飛んだりしているが、所々で立ち姿を見た。
動くのは小魚を追いかける時だ。そういうときは近くにコサギがいることが多い。

ダイサギはカワウのように潜水はしないので、いつも悠然としているように見える。

川辺や川の瀬の石の上などではセグロセキレイやキセキレイなどがヒョコヒョコ動いている。
川辺ではイソシギも見た。

水辺を離れた岸の枯れ草あたりにはシジュウカラなどの小鳥が来る。

そこからエナガが上がってきて堤防のフェンスに止まった。

道路を挟んだ木にも移動して何か食べ物を探したりしている。
水辺と岸の上の木の間を広く動いているように見えた。

メジロも同じように動いていた。
境川はさほど広くもないし浅い川だけど、さまざまな鳥たちが生きるための環境は整っているようだ。