自然環境保全センターの谷戸。
右手の方にしゃがんでいる人は望遠レンズで何かを狙っている。
やや左手の奥の方にいる人もカメラを構えている。
同じ鳥を撮っているようだ。
それはルリビタキの雄だった。
少しずつ場所を変えながら、地面に下りては木の枝に戻るというのを繰り返している。
地面で何かを食べているのだろう。
谷戸の奥の方ではルリビタキの雌がいた。
これも地面に下りたり戻ったりを繰り返している。
雌は雄と色合いが違うようだが、後ろから見ると瑠璃色がある。
ルリビタキは植物の種のほかに昆虫も食べるらしい。
冬でも跳ねていたヒロバネヒナバッタは体長2cm以上だが、ルリビタキの食事対象になるのだろうか。