
タゲリのいる養魚池。アオサギは眼をこらして魚を探している。

タゲリが羽を広げたので飛ぶかと思ったがそうではなかった。

しかし少し離れたところに目をやると、空を飛ぶものがいた。
慌ててピントを合わせるひまもなく飛んで行ったが、タゲリの小さな群れだ。

道路の先の家の向こうに降りたような気がしたので探しに行った。
群れは見つからなかったが田んぼの近くに1羽だけいて、歩きながら食べ物を探していた。

突然、ミューっと鳴いて飛び立った。
眼で追うと100m近く離れたところに下りた。

チョウゲンボウがやって来て、タゲリが元いた場所近くの家の屋根に止まったのだ。

チョウゲンボウはしばらく辺りを見下ろしてから飛んで行った。

それでもタゲリの方はじっと隠れている風情で、場所を換えようとする気配はない。

こちらの方が根負けして場所を離れた。