小田急・鶴巻温泉駅から「おおね公園」の方向へ歩いて行く途中に大木があった。
樹齢600年のケヤキで、樹高30m、胸高周囲10mの大木だ。
最寄りのバス停は「大けやき」という名前だ。
こんもりした樹形がケヤキよりエノキに似ていたために昔は「大えのき」と呼ばれていたそうだ。
近くには「おおきな木」というカフェがある。
鶴巻地区の旧名は落幡で、大けやきから少し進んだところに「落幡神社」がある。
その周囲にもケヤキが並んでいて、昔はこのあたり一帯にケヤキが多かったとも思える。。
さらに進んでいくと「おおね公園」に出た。
むかし落幡、矢名、下大槻などの一帯は大根村と呼ばれていたが、1955年に秦野市に合併された。
いま東海大学前と呼ばれる小田急の駅は1987年まで大根駅だった。
公園の「やすらぎの池」にはカルガモ、コガモ、オオバン、カワウなどの水鳥が泳いでいた。
公園には子供たちの遊び場、プール、スケーティング場、テニスコートにスポーツ広場もある総合広場だ。
スポーツ広場は平日とあって年配の人たちがグラウンドゴルフを楽しんでいた。
おおね公園の先、平塚市に入ると塚越古墳がある。
古墳時代前期(4世紀)に造られた前方後方墳で長さは約55mの大きな古墳だ。
前方後円墳が全国に5000基前後有るのに対し前方後方墳は2百数十基だそうだ。