
自然環境保全センター。
キクザキイチゲやニリンソウなどが咲いているあたりにヤマルリソウも見られた。
ヤマルリソウは崩れそうな斜面で多く見られる。ロゼットに埋れそうな咲き方だ。

花は副花冠を持ちキュウリグサやハナイバナと似ている形をしているが、
直径数ミリのキュウリグサなどに対してヤマルリソウは1cmぐらいはある。

これから盛期のニリンソウの群落の傍で立ち上がった茎に数個の花を付けているのがあった。

長い距などの形がジロボウエンゴサクに似ているが、花の色などからヤマエンゴサクだ。

ヤマエンゴサクの葉の形は切れ込みの有無など変異が多いそうだ。
このあたりはジロボウエンゴサクも咲くはずだが、まだ見られなかった。

花を撮っていると音がしたので見上げるとエナガが枝から枝へと食べ物を探していた。

珍しく草地やロープなど低いところに降りてきた。

もう一羽がやって来たので元いたのは飛び立つ。
いつもながらエナガは動き回る。

脇の坂道を上がって行くとヤブレガサがいっぱい顔を出していた。
花が咲くまでにはまだ2、3ヶ月かかるかな。