追分市民の森の北側を程ヶ谷カントリ方面に左折すると、
不意に小鳥が飛び立って田んぼの向こうの方に止まった。キセキレイだ。
細い車道の左側には何反かの田んぼが並んでいる。
そこにレンゲソウ(マメ科)が咲いていた。昔は春の田んぼで見ることが多かったが最近は珍しい。
田植え前にレンゲの花を咲かせた後、そのまま漉き込んで肥料としたのだそうだ。
蓮華草の和名はゲンゲ(紫雲英)だがレンゲまたはレンゲソウのほうが親しみやすい。
この色合いと姿で一つのレンゲという花だと思ってきたが、実は多数の花が集まった花序だ。
この花序の場合は11個の花がついていた。