
瀬谷市民の森の入り口。
畑の畦から小川の岸にかけてカキドオシ(シソ科)が咲き始めた。

花弁は上唇より下唇がうんと長い。雄しべは上唇の内側についているので見えにくい。
花にも増して葉っぱの数が多くて地面を覆い尽くしている。
若くて柔らかい葉は食べられるようだ。いつか試してみよう。

葉っぱが多いのは蔓性の茎が地を這って伸びているからで垣通しという名前の所以だ。
さすがに小川の中までは伸びられないか。

まだ蜂の姿はなかったが、ビロウドツリアブが多く見られた。
ホバリングしながら花の蜜を吸うのだ。

そのために槍のような口吻が役に立つ。
花弁に止まらないで蜜を吸われると花としては迷惑かもしれない。