goo blog サービス終了のお知らせ 

横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

湯畑

2019-07-05 06:28:37 | 日記



野反湖の翌日は草津温泉に立ち寄った。
宿泊はしないけれど、「草津良いとこ一度はおいで」の町を見たかった。

見どころの一つは町の中心にある湯畑だ。
湯畑は52℃の温泉が毎分4000?ほど湧出していて、草津温泉の源泉地の一つだ。






全長40mの湯樋が7本あり、ここに温泉を流すことで高温の温泉を少し冷ましてから、
多くの宿泊施設や共同浴場などへ給湯している。







江戸時代には「大池」とか「湯ノ花の池」と呼ばれていて、
湯樋というものが初めて設置されたのは明治20年のことだそうだ。







湯樋を流れて来て少し温度を下げた温泉は、ここに流れ落ちる。







まだまだ熱く湯気がもうもうだ。

ところで湯畑の湯が流れているあちこちで青緑色が見える。







これはイデユコゴメという紅藻類の仲間で、強酸性、高温の温泉の岩盤などに生育している。






草津温泉は名所なので多くの有名人も訪れているが、中でも有名な100人の名前が記されている。
日本武尊や源頼朝に始まり、昭和では深田久弥、竹久夢二など、100人目が渥美清だ。







湯畑を中心に旅館や飲食店にカフェ、土産物店などが多数並んでいる。
どれも比較的に新しく見える建物だ。

周辺を歩いていると、狸の置物がある古びた建物があった。
温泉饅頭とか佃煮とか山菜漬物などを売っているが、素泊まりのできる温泉旅館でもある。
昔はこういう建物がたくさん並んでいたのだろうかと想像する。







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする