
ヒマワリ畑の周りを歩いていると、ある畑の傍でカボチャが蔓を延ばしていた。

ウリ科らしい形の黄色い花は結構大きい。

積極的に栽培しているというより野菜を作る畑のそばにちょっと種を蒔いたという風情で、
蔓は近くの植木の上まで延びて、カボチャが1個ぶら下がっていた。

家に帰ろうと思って住宅街のそばまで来ると、
向こうの方に白い花が大きな木いっぱいに咲いていた。
紅い花もある。

向こう側へ回ってみるとサルスベリの花だった。

サルスベリの花はちょっとユニークだ。
花弁には柄のような物がついていてウチワのような形をしている。
花の中心にたくさんの雄しべがあって黄色い葯をつけている。
そのほかに6本ほどの長く伸びる雄しべもあって茶色い葯をつけている。
雌しべは1本、外側の雄しべと同じぐらい伸びている。

サルスベリは百日紅と書くぐらいだから紅色が本来なのだろう。

1才ぐらいの子供は百日の間にけっこう成長するのではないだろうか。