
泉の森の湿地に白い穂状の花が咲いている。

ヌマトラノオ(サクラソウ科)だ。
花序はすっと直立している。仲間のオカトラノオの穂が垂れて曲がるのと違うところだ。

花は合弁で5裂するが、中には6裂や7裂するのもあるようだ。
それによって雄しべも5~7本となる。
オカトラノオの花被のほうがもっと平開するのも区別点の一つだ。

瀬谷市民の森も水辺では白い穂状の花が咲き出した。チダケサシ(ユキノシタ科)だ。

細い花弁が5枚に雄しべが10本。トリアシショウマなどと同じような花の構成だ。
ここのチダケサシは前には、もっと紅かったように思うのだが・・・これから色づくのだろうか。