横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

季節のご馳走

2019-03-21 07:12:48 | 日記



上瀬谷の原っぱ。
海軍道路を越えてずーっと向こうの方に大山など丹沢山系が見える。






草の上ではナナホシテントウなどが動き始めている。






冒頭の写真でも手前のほうに見られるのだが、この斜面ではツクシの大群落で数え切れない。






少し早いかと見に行ったのだが、胞子を飛ばしてしまったのも多く、むしろ遅いぐらいだった。






おかげで、この何倍ものおひたしが出来て美味しくいただいた。


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山というほどの場所ではないが

2019-03-20 06:57:53 | 日記



自然環境保全センター。
キクザキイチゲやニリンソウなどが咲いているあたりにヤマルリソウも見られた。
ヤマルリソウは崩れそうな斜面で多く見られる。ロゼットに埋れそうな咲き方だ。






花は副花冠を持ちキュウリグサやハナイバナと似ている形をしているが、
直径数ミリのキュウリグサなどに対してヤマルリソウは1cmぐらいはある。







これから盛期のニリンソウの群落の傍で立ち上がった茎に数個の花を付けているのがあった。







長い距などの形がジロボウエンゴサクに似ているが、花の色などからヤマエンゴサクだ。






ヤマエンゴサクの葉の形は切れ込みの有無など変異が多いそうだ。

このあたりはジロボウエンゴサクも咲くはずだが、まだ見られなかった。







花を撮っていると音がしたので見上げるとエナガが枝から枝へと食べ物を探していた。







珍しく草地やロープなど低いところに降りてきた。






もう一羽がやって来たので元いたのは飛び立つ。
いつもながらエナガは動き回る。







脇の坂道を上がって行くとヤブレガサがいっぱい顔を出していた。
花が咲くまでにはまだ2、3ヶ月かかるかな。



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谷戸の早春

2019-03-19 07:02:12 | 日記



自然環境保全センターの谷戸。
イワボタンが咲くところから少し上がると早春の花たち何種類かが見られる。






スプリングエフェメラルの先頭を切ってキクザキイチゲが盛りだ。






白色のほか薄紫色の花も混じっている。
似ているアズマイチゲは白い花しかないそうだ。







ニリンソウもポツポツと咲いている。






このあたりは、もう少しすると一面がニリンソウの花畑になるはずだ。







ニリンソウの葉が覆っていないところでは枯れ葉の間からスミレの花が顔を出していた。
葉の形からアオイスミレのようだ。
昨年は少し上がった遊歩道沿いの斜面で見たが、そちらでは未だだった。






タチツボスミレに比べると距がずんぐりしている。

しかしスミレも種類が多くて見分けは難しいことが多い。
アオイスミレのように葉とか距などの特徴がはっきりしているのは有り難い。


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谷戸の草花

2019-03-18 07:34:35 | 日記



久しぶりの自然環境保全センター。谷戸には今年もいろんな草花が咲き始めていた。

小さな流れの傍では、まだ早いかなと思っていたイワボタンがあった。ネコノメソウの仲間だ。







黄色い苞の上にある数個の花は花弁がなく4枚の萼に8本の雄しべがある。
イワボタンの葯は黄色いが、よく似た花のヨゴレネコノメソウの葯は赤紫色だ。

下記のネコノメソウなどの果実は見たことがあるが、イワボタンはまだ見ていない気がする。
機会があったら猫の目かどうか確認してみたい。







湿地とか水辺などにはあちこちにネコノメソウが広がっていた。







苞が黄緑、萼は淡黄色そして雄しべの葯が黄色と全体に明るい花だ。







走出枝が延びて花茎を出すので、かなり広がって花が咲いているのが見られる。







湿地から少し山側に入ったところではヤマネコノメソウが咲いていた。
ネコノメソウに比べると葯を除いて黄色がなくて苞も萼も緑色だ。







ヤマネコノメソウは走出枝がないので広がりは感じない。
それでもネコノメソウに比べて山地や林のまわりなどを中心に見る機会が多い。

ところで画面にはヤマネコノメソウのものとは違う丸い葉が混じっている。
アオイスミレの葉のように見える。
このあたりアオイスミレ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、ヤマルリソウなど早春の花も咲いていた。


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自然環境保全センターの桜

2019-03-17 07:09:16 | 日記



久しぶりに神奈川県自然環境保全センターに行ってきた。

池のあたりで幼稚園ぐらいの子供と先生、父母たちのイベントが終わったところだ。







ヒカンザクラであろうか。満開の花にヒヨドリが何羽も来ていた。
熱心に花の蜜を吸っていた。時には花びらも食べるそうだが、今回は蜜を堪能していた。







ちょっとピントが合わなかったがメジロも来ていた。
ヒヨドリがいるので少し遠慮がちで、落ち着きがないように感じた。







自然観察園の谷戸で草花などを観察してからケヤキの広場方面へ上がってくると、
2種類のサクラがどちらも小さな花を咲かせていた。

一つはマメザクラだ。箱根や丹沢辺りに多く樹高も花も小さい。







花径が1cmちょっとぐらいの白い花が、どれも下向きに咲いていた。







もう一つはチョウジザクラだった。
やはり下向きに咲き花径もマメザクラと同じぐらいだ。






萼筒が長いのが特徴で、上向きにすると丁(T)の字に見えるのが名前の由来らしい。
このサクラは園芸的にあまりポピュラーでないようで、ここ以外では見たことがない。




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