
五反田谷戸を出て車道を少し歩くと神明谷戸がある。
すぐ隣なのだけれど、小さな棚田の名残があったり少し雰囲気が違って面白い。

アオサギがいて、向こうの方には「まむし ちゅうい」の立て札がある。
向こうまで行く気はないけれどぬかるみ道も多いので、ここを歩くときは長靴が必要のようだ。

田んぼに接する山側には五反田谷戸と同じように野草や花がいろいろ見られる。

オカトラノオやチダケサシやオオバノギボウシなど・・・

奥の方には溜め池があって春にはオタマジャクシが見られたにちがいない。

というのは少し離れた草むらにヤマアカガエルがいたからだ。

尾が白いのが特徴のシオヤアブの雄。
こういう風に待ち伏せして近くを飛ぶ虫を捕食する。スズメバチすら獲物にするらしい。

クロコノマチョウを何頭か見かけた。
近所の市民の森では翅が黒っぽいのを見ることが多いが、ここのは少し明るかった。

こういうのもいて、翅の色や模様に変異が多いらしいと思えた。

谷戸を出るところのリョウブの木に白い花が咲いていた。
右の方に切れているが、チョウが来て蜜を吸っている。

ヒメアカタテハだ。いろんな花が咲いてチョウたちにとっても絶好の場所にちがいない。