横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

蟻の一穴じゃなくて、六穴?

2021-07-19 06:00:07 | 日記



雨上がりに上瀬谷を歩いていると水たまりでスズメが水浴びをしていた。







そこから少し離れたところの地面にアリ(たぶんクロヤマアリ)の巣穴がいくつもあった。
右側には穴が1個、その左側には穴が2個、そして上側には穴が3個、空いていた。







穴が1個のもの。周りに比べて白っぽい土の部分があって、穴に近い部分は黒い湿った土に見える。







穴が3個並んでいるのは全体を囲むように白いエリアがあって、それぞれの穴の部分は黒くなっている。







3個並んだうち左側の穴を見るとダンゴムシが引きずり込まれそうになっている。







3個並んだうち右側の穴、ここが一番多くのアリが出入りしている。

さて3ヶ所に合計6個の穴が空いているが、ここにはアリの巣が何個あるのだろう。
1個、3個、6個  ・・・ ?
別のグループが巣穴を掘ったとしても、こんなに近いと連結してしまいそう。
仮に1個の巣で入口の穴が6個だとすると、どんな経過で6個の穴になったのか気になる。

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胡麻斑

2021-07-18 06:19:55 | 日記



この時期に近所で見かけることが多いチョウの一つはアカボシゴマダラ。







少し前は春型の翅模様だったが、今は夏型になって赤い斑が入っている。
産卵はエノキの木で行うが、そうでないときはいろんな所を飛び回っている。







上瀬谷の雑木でも似たようなのがいた。
アカボシゴマダラのような赤い斑がないし、春型とも違う。ゴマダラチョウだ。







黄色い口吻を延ばして吸っているのは葉から染み出す一種の樹液だろうか。
葉の上で口吻を延ばす光景は初めて見た。







口吻を締まってからも、この葉の上から動かなかった。
手前や周りに草木があって、見るアングルが限られて十分な観察が出来なかったのは残念だ。


葉の上にある実のような黒い粒は何かの虫の糞だろう。




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舟を吊るす

2021-07-16 06:15:36 | 日記



泉の森にキツリフネが咲き出した。
泉の森では何ヶ所かキツリフネが咲き、花の色が紅紫のツリフネソウも見られる。







帆かけ船を吊り下げているみたいだからツリフネソウとは面白い発想だ。







蕾の時はチョウチンアンコウなど魚みたいにも見える。







雨に濡れたキツリフネの花。隣は実であろうか。
ツリフネソウの仲間は閉鎖花から実るのが多いそうだが、今まででそういう前提で観察していなかった。
ちょっと反省。

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久しぶりに蛸の足

2021-07-15 06:22:09 | 日記



泉の森の湿地。
ツマグロヒョウモンが一定の比較的狭い範囲で草に止まったりときどき飛んだりしていた。







その隣のある範囲は草がすっかり刈られていた。
このあたりはアシが勢力を張っていたがワレモコウなども見られた場所だ。

その隣のハンゲショウが群生する一角の南側も春先まだ寒い頃に、ある幅で刈られたことがある。







以前は多かったタコノアシの姿が最近見えず、その原因はアシが蔓延ったためではないかということだった。
そうしたら5月になってタコノアシの発芽が見られ、最近しっかりと伸びてきた。







かなり多くの株が伸びている。だいぶ前に見た時より多いかも知れない。







ここで、10年以上前の9月には白い花が咲いていた。







別の年の10月には実も茎も赤くなっているのが見られた。
この様子がタコノアシという名前の由来だそうだ。

今年の秋に久しぶりに見られそうで楽しみだ。



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砧・・地名じゃなく

2021-07-14 06:17:31 | 日記



泉の森。湿地から奥に進んだ林の中に白い花がたくさん咲いていた。







4枚の葉の中心から花茎を延ばし小さな花の花序を作っている。
アカネ科ヤエムグラ属のキヌタソウだ。






4個輪生している大きな葉は細長く三脈が目立つ。







花は2~3mm程度と大変に小さい。
花冠は4裂し、それぞれの先が尖っている。







雄しべ4個などということを確認出来る写真を撮れなかった。







かなり前に別の所で撮ったキヌタソウ。雄しべの様子が確認出来た。


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