どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

盛岡私的観光案内・もりおか町家物語館にいってきたよ

2014-10-04 03:47:21 | まち歩き
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家庭菜園もいい具合になってきました。収穫しながら間引きの時期です。虫が少し発生していますが、まあ無農薬指定農薬でも使ってみましょうか。




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3日連続水泳にいっています。スポーツジャンキーの毛が出ています。気をつけねば。


雫石川をのぞくと鮭が産卵しています。季節ですね。





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男のダイエットは成功です。2ヶ月でバストが2センチアップ、ウエスト2センチダウン。体重2キロダウンで体脂肪率2%ダウンです。あれま2の数字が並んでしまっている。


スポーツジャンキーというのは実は嫌いでして、まああいつらなんでスポーツ最高、しない奴はバカだと言い切るのでしょうか。でも今現在の私を考えると、ストレスが大きい人ほどジャンキー化しやすいと思います。心や精神が病むギリギリの所で体を取り戻して中和させたい、そう言った物だと思っています。トライアスロンやマラソンに参加する、ベンチャー企業社長なんてその際たる物でしょう。以外と大学教授にもいます。



そう言えばネットに、「学校での部活動は、あいつらに無駄な事を考えさせないため」と書かれたのを読んだんですが、ネガティブシンキングに陥りがちな時に、スポーツジャンキーになりやすいのは今現在体現しています。


なおプールの監視員に、ダイエット成功したと言ったら、あんだけ泳いだら成功するでしょうと冷たくいわれました。こちらが健全な反応のように思います。




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岩手山が見えているのですが、なぜかかすんで見えます。どうも雨が間にある様です。





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もりおか町家物語館です。左が旧岩手川酒造の母屋で、左が消防第2分団です。消防第2分団は非公開ですが、一階を除くと昔のまといや提灯が並べられて、季節限定とかで公開するかもしれません。





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旧岩手川酒造の母屋の内部です。ここはいわば社長室兼事務室兼応接室です。


いやずいぶん直しました。昔窓からのぞいた内部とはかなり変わってきれいになっています。


ただこういったケースで、昭和30年代を再現するのはどうなのかといつも思っています。少しデコり過ぎるんですね。特にこの部屋に炊飯器は無いだろう。そう思います。


解りやすいのですが、何も無い方がきちんと見えるのに、そう思います。





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盛岡の町家にはこの吹き抜けと天窓があると解説されたのだが、こういった天窓がある町家はこの鉈屋町で一つあったかどうかで、本町や他の町家では見た事が無い。典型例ではないのではと言ったら、そう言えばそうですね、と言われた。ただ、過去にはあったが電灯と暖房が普及する頃に天井を付けて、二階をもうけた例があるそうだ。



ただ盛岡の町家によくあるのは、一階の天井と二階の床が近く、天井の低い家がかなり残っている。そして大店になればなるほど軒が高くなって本当の二階屋になる、そう思っているといったら、何か解ってもらえたようだ。


この岩手川のこの吹き抜けは、木造3階建ての高さの吹き抜けなのだ。実はここが凄い。盛岡にある町家の典型ではなく、豪商などの大店の典型だろう。




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さて岩手川の蔵も残っています。左が大正蔵、右が浜藤の酒蔵です。この浜藤ですが記憶にある限り、岩手川の前にあった商標です。ということでこの蔵が古いと思われます。


アレっと思ったのは、これらの建物は明治初期以降なんだということ。それほど古くはない。実は見ていて江戸末では無さそうだと思っていたのですが、そうでした。




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何か良くわからないど琺瑯看板が展示されていたりします。





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ホンダのこんな物も。





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大正蔵の二階には、ブリキオモチャが展示されています。でもこれがなんかタイムカプセルを通り越して、現代アートの空気が漂っています。ここは見所かもしれません。私はかなり満足出来ました。ただここまで整然と並び続けられるかどうか、疑問です。どうしても運営側はお客が飽きると思っていじり倒してしまう物ですから。


さて大正蔵なのですが、以前外見を見た時にも損傷が酷かったのです。傾いていました。そのせいか二階には補強の重量鉄骨が剥き出しで見えています。これは興ざめと感じる人も多いと思いますが、ここをアートと見た方がいいかもしれません。


なおこの改修に使える木はあったんです。同じ岩手川の別な蔵の木があったんだけど、なんか話が多分予算でとんだのか、監修する人を行政がめんどくさかったのか、鉈屋町がとんでもない観光客誘致の目標を立てたのかは解りませんが、多分そう言った事なのでしょう。



結果としてアートだと思います。この経緯をきちんと文章保存すると、とてもいいのですが。


私は、この鉄骨剥き出しは好きだ。




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この中には井戸がある。現在飲料不可なのだが、この井戸の受け皿が実は凄い。多分瓶か壷の底なのだ。櫛目があるので多分瓶だと思うが、壊れて残った底の部分を鉢として使っている。この施設で、ここが実は一番のポイントだろう。多分誰も解っていない。


なぜ瓶だといえるのか?瓶が壊れると大体底が残る。底は厚く作るから。ふちとかその具合で判断した。





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今回ここにいったのは、盛岡の現代美術作品が出ているからだ。とはいってもいい人は出していないのだが、あの喫茶米山の、米山が出品している。



本人が今まで購入して来たCDケースを壊したオブジェなのだが、何か良くまとまっている。もうちょっと暴力的になるのかな?と思っていたのだが、かなりいい感じに収まっていた。


あと朝倉氏のタブローが良かった。とにかく全部が欲しいというあの感覚は、気持ち悪いが魅かれるものがある。そうタブローではないんですね、起毛した布に染めるように画をミチミチと書いて行くのです。だから立体でもあり平面でもあるという作品です。


あとは見る必要はありません。小手先です。





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雨が通り過ぎて、青空です。





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味わいの深い鉈屋町です。でも少しだけ疑問があります。自分たちの資産に気がつかなかった、その時間が長過ぎた、と言う事です。ただここは仕方が無かったかもしれません。

何しろ今寂れた土地で、それでいてプライドの高い土地だった。そう言った事なのでしょう。



でも鉈屋町は、今でも盛岡の少し古い時代を残しています。それを味わうためには、けっこう顎が疲れるかもしれません。表面より内実をじっくり噛み砕いて味わうと、もの凄い美味が待ち構えています。
そして今開かれた形を模索しています。今の所どうなんだろうと思いますが、多分もっと面白くなるとおもいます。


元々この鉈屋町界隈は古くてきれいな町並みです。その価値に気がついただけでもいい事だと思います。




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鮭を見たので、中津川に来ました。





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11匹以上いそうです。ヌタヌタしています。


望遠レンズを持ってこなかったのを反省しました。


近所の方が感嘆と見ていました。こんなに来たのは見た事が無い。いや私らは日常だから気がつかなかっただけかも知れない。そうおっしゃっています。話を聞いたのは二人だけだったのですが、同じ感想でした。



それは謙遜過ぎます。多分なのですが震災の年は放流事業が出来なかったので、数が減っていたのです。記憶の誤謬があるだけで、間違いなく普通に戻っています。





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いつも気になる本町の電信柱。右がやたら傾いて見えるのは私だけだろうか。


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