陽だまりでアフタヌーンティ

願望をタイトルにしました。
食べたり作ったりする事が好きなのでそんな話を中心に、時にはその日の出来事を添えます。

推理小説「原野の館」

2021年09月16日 | Weblog

                ・原作者 「ダフネ・デュ・モーリア」

                (母が亡くなり、叔母の住むジャマイカ館に

                 身をよせることになったメアリー。だが、

                 原野のただ中に建つ館で見たのは、昔の

                 面影もなくやつれ、おびえる叔母とその

                 夫で荒くれ者の大男だった。

                 寂れた館、夜に集まる不審な男たち、

                 不気味な物音。ここで何が起きているのか?

                 イギリス・南西部・コーンウォールを舞台に

                 描くサスペンスの名作。)

                ・本作の時代設定は1815年でナポレオンの

                 ワーテルローの戦いの年。

                 両親もなくなった一人の女性が逆境にも負けず

                 男社会に 敢然と立ち向かう姿に圧倒されました。

                ・コーンウォール地方の荒涼たる泥炭地、ヒースの咲く

                 石灰岩の岩山、吹き抜ける風、沈む太陽等の

                 自然描写にも磁石のようにひきつけられました。

               

                  ・プリマス・・・1620年、清教徒がメイフラワー号でアメリカ目指して

                           旅たった港。

                    ※メアリー曰く、「人生も考えれば、長旅のようなもの!」

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