陽だまりでアフタヌーンティ

願望をタイトルにしました。
食べたり作ったりする事が好きなのでそんな話を中心に、時にはその日の出来事を添えます。

小説「海と月の迷路」

2022年11月08日 | Weblog

       ・秋の叙勲受賞の中に「大沢在昌」氏の名前がありました。

        図書館・書架の背表紙にこの本を見つか借り出しました。

       ・世界遺産「軍艦島」が舞台、明治時代に本格的な炭鉱として

        操業を開始し、昭和49年に閉山するまで、いい石炭を

        掘っていた小さな島で、最盛期には5000名が住んでいたという。

       (新米の警官がその島に赴任、先輩1名が駐在していたが、

        その島では会社の上層部、鉱員(石炭を掘る)、組夫(荷揚げ)

        の階級に分けれ、それぞれが組織的に固まっていた。

        警官といえ、上層部を無視しては何もできない存在だったが

        少女の死体が浮かんだことで、新米警官の正義感に火がつき

        真実の究明に没入)

       

              「縦500M、横100Mぐらいの広さ」

       ・満月の夜の死体、その頭髪が少し切られていた。過去にも同じ事件が

        発生していたが、アヤフヤ捜査で犯人は不明のままだった。

       ・新米警官は会社・上層部や鉱員との軋轢をかいくぐり、徐々に犯人の

        過去を探り出す。元刑事や親しくなった組夫の協力で意外な犯人が

        浮き上がり無事解決!

        ※ 新米警官の初手柄! 人間性が武器でした。

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