・秋の叙勲受賞の中に「大沢在昌」氏の名前がありました。
図書館・書架の背表紙にこの本を見つか借り出しました。
・世界遺産「軍艦島」が舞台、明治時代に本格的な炭鉱として
操業を開始し、昭和49年に閉山するまで、いい石炭を
掘っていた小さな島で、最盛期には5000名が住んでいたという。
(新米の警官がその島に赴任、先輩1名が駐在していたが、
その島では会社の上層部、鉱員(石炭を掘る)、組夫(荷揚げ)
の階級に分けれ、それぞれが組織的に固まっていた。
警官といえ、上層部を無視しては何もできない存在だったが
少女の死体が浮かんだことで、新米警官の正義感に火がつき
真実の究明に没入)
「縦500M、横100Mぐらいの広さ」
・満月の夜の死体、その頭髪が少し切られていた。過去にも同じ事件が
発生していたが、アヤフヤ捜査で犯人は不明のままだった。
・新米警官は会社・上層部や鉱員との軋轢をかいくぐり、徐々に犯人の
過去を探り出す。元刑事や親しくなった組夫の協力で意外な犯人が
浮き上がり無事解決!
※ 新米警官の初手柄! 人間性が武器でした。