10月26日(日)市原フィルハーモニー管弦楽団演奏会, 市原市市民会館大ホール
市原フィルはもう4、5回は聴きに行ったと思います。 いつも安定した素晴らしい演奏を聴かせていただいています。 今回はベートーベン 序曲コリオラン 、モーツァルト 交響曲第35番 ハフナー、 ブラームス 交響曲第2番です。 重厚なというとなにかありふれた形容になってしまいますが、まさにそんな感じのベートーベンでした。 静かに終わる最後はしばらく聴衆が息をのみ、拍手を忘れるほどでした。
モーツァルトのハフナーは私が所属するオケで次回演奏する曲なので、とりわけ興味深く聴きました。4楽章の1stVnのキラキラした繊細な音は素晴らしく心に響きました。全体にモーツァルトは楽しげに演奏しているように思えました。若い指揮者の中島章博氏の指揮ぶりがとても楽しそうだったからでしょうか。
ブラームスの2番は私の好きな曲です。 特に第1楽章後半のホルンソロと弦の掛け合いは秀逸で素敵でした。 また、楽器配置がユニークでした。通常コントラバスは向かって右側なのに左側で、ティンパニーがひな壇にのらずに右側端にあったのには驚かされました。1stVnと2ndVnが向かい合わせに配置されているので、交互にメロディーを弾き合うところなどその効果があったように思えます。まあ、ブラームスはいいですね。 今日は好きなブラームスが堪能できて良かったです。
hiroko