先週に引き続き遠出をしました。 私の出身大学のOBオケから創団して17年目を迎える八雲オーケストラです。 毎回同期の友人に会えるのも楽しみで、1時間半かけて出掛けました。
指揮: 武藤英明
ピアノ独奏: 海老 彰子
プログラム: ワーグナー 「リエンツィ」序曲、 ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番、 ベートーベン 交響曲第5番運命、
「リエンツィ」序曲は初めて聴いた曲でタンホイザーとかマイスタージンガーのような聴きなれた曲とは少し趣が違った感じがしました。 弦と管の掛け合いが面白く、また最後の部分はこれワーグナー?と思わせるフレーズがあったりして楽しかったです。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は斬新な出だしで誰でも知っている曲だと思います。ピアノ独奏の海老彰子さんは少し年配の貫禄あるおば様という感じで、先頃亡くなられた中村紘子さんのような雰囲気をお持ちの方でした。 コンチェルトだからでしょうか、タッチがしっかりしていて右も左も小指まで力強く弾いていらっしゃいました。第2楽章の短いカデンツァは目にもとまらぬ超絶技巧で、そのテクニックを聴衆に披露しました。 素晴らしかったです。
ベートーベンの第5番運命は誰でも知っている曲でしょう。この曲は大学のオケで演奏したことがあると同期の友人達の話でした。 私は全く覚えてなくて、今茂原響でちょうど練習しているのですが、譜面を見ても以前弾いたことがあるとは思えませんでした。耳馴染みのある曲ですがそれだけに難しいです。
八雲オケは全体に重厚な感じで弦のバランスもいいし木管もそれぞれ十分な技量で素晴らしい演奏でした。金管も要所要所で素敵な音色を聴かせてくれました。4楽章で初めて出てくるトロンボーンも待ってましたとばかり溌剌と演奏していました。ただ、チェロが目立ついいところで音がバラけてしまったり、コンバスが4本で少し物足りなかったのが残念です。
でも堂々とした演奏で大成功だったと思います。
10月に茂原響で同じ「運命」を演奏します。今その練習をしています。茂原響らしい演奏を目指して頑張ります。
hiroko
hirokoさんの学生時代のオーケストラのOBメンバーによる17回目の定演の鑑賞記。指揮者の武藤英明氏はチェコ在住ですが、毎年6月ごろに八雲オーケストラの定期演奏会を振りに帰国されます。hirokoさんはエライ! <10月に茂原響で同じ「運命」を演奏します。今その練習をしています。> 写真は以前の定演のものです。私は八雲アンサンブルという15名位の室内アンサンブルに時々参加しますが、<ラフマニノフ>のP協奏曲の2番はやりました。(2楽章だけ) <運命>は千葉シニアアンサンブル(30名)でやりました。(第1楽章だけ、笹森敏明編曲、大野先生指揮) 残りの楽章もやってみたいな~ 無理か~ KenM
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます