今日は、友人のKさんと新しくできた佐川美術館の樂吉左衛門館を見に行ってきました。(以前より、Kさんと見に行こうと言っていて、のびのびになっていたので・・・)
佐川美術館は、7年前に一度行った事があるのですが、とにかく平山郁夫の「シルクロードシリーズ」の作品が多くあって素晴らしかったという印象ぐらいしか無かったような気がします。
佐川美術館は、「平和の祈り」と名付けられた日本画家の平山郁夫館、「ブロンズの詩」と名付けられた彫刻家の佐藤忠良館、そして、今回新しく増設された「守破離」をコンセプトに水庭に敷設した展示室と茶室で構成されている樂吉左衛門館の3つのゾーンから成立っています。
新しくできた樂吉左衛門館は、展示室以外に水没する小間と水上に浮かぶ広間からなる茶室があり、その水面に浮かぶように建てられた茶室の前面を人工の葦林が軒の高さまで覆っていて、遠方からは寄棟の屋根だけが浮いているように見える幻想的な外観となっています。ただ残念なのは、建物の裏側にある取って付けたような4つのトップライト(画像参照)が建物の裏側から見たときに、前述したような幻想的な雰囲気をかなりイメージダウンしているように思います。全体的なバランスや雰囲気を優先にして、思いきって無くしてもよかったのでは・・・。
ちなみに、茶室への入場は土・日のみの予約制になっているので、今日は入れませんでした・・・。(茶室のビデオが常時放映されています。)