私は4年ほど前から整骨院に通っています。もともと持病の腰痛があるのと、職業柄肩こりがきついので1週間~10日に一度のペースで通っています・・・。先日、その整骨院の先生から連絡があり、中古の住宅物件なのだが場所とデザインが気に入っているので購入する予定だという事でした。それで、その住宅のリフォームの設計監理を私に依頼したいというお話だったのです。
なんと・・!その中古物件の住宅が、実は6年前に私の友人のKさん(建築設計事務所を主宰)が設計した住宅だったのです・・・。しかも・・、その住宅は、私の親父もKさんの応援で図面の作成を手掛けていた物件だったというからスゴイ偶然というか、よほど縁か何かでつながっているというか・・、びっくりです・・!
さっそく、Kさんに連絡を取ってみると、その住宅が売り物件になっている事はKさんも知っていました。事情を説明して、私がその住宅のリフォームを設計監理する事になりそうだと言うと、Kさんは知らない人にリフォームされるより友人の私の手でリフォームされる方がうれしいし、また、その住宅について分からない事があれば、何でも聞いて来てくれればいいと快く言ってくれました。
Kさんは、私より意匠設計の経験も長く、当然実績も多いので、私が意匠設計(以前は構造設計が専門でしたが、6年ほど前より意匠設計を手掛けるようになりました・・)をやり始めた頃から、いろいろな事を教えてくれたり、経験談を話してくれたりして、とても有り難かったです。特に建築の洋書などをたくさん紹介してくれて、それらの洋書から学んだり影響を受けた事は、今の私にとって大きな財産となっています。前述したように、そのKさんが6年前に設計した住宅を私がリフォームする事になるとは・・・。
Kさんと私では建築の作風はちがいますが、Kさんの建築に敬意を表しつつ、できるだけお施主さん(整骨院の先生です)の要望にかなう様に進めていこうと思っています・・・。