昔、ベルリンに住んでいたころ母親に連れられて行ったのが、
バウハウスに関連したところだった記憶があります。
あの頃は、美術館などに連れていかれるのがかなり苦痛でした。
退屈だし、何か意味が分からないし・・・
でも、あの頃連れて行ってもらったから、今でも名前が記憶に残っているのですが。
その小さい頃から、聞いたことがあったBauhausですが、
建築とデザインを主とした総合芸術学校 だったということを知ったのは、
こっちで暮らし始めて、友だちが住んでいるデッサウを訪ねた時のことです。
でも、当時は建築やデザインに興味もなく、
関連施設を見学したのに、今では記憶もあやふや。
その、Bauhausが今年創立100周年を迎えるということで、
ドイツ各地で記念事業が行われるというのを知ったのは去年の年末。
記念事業のHP☆

今日、街へ行くために電車を待っていたら、
向かい側のホームに貼ってあった大きなポスターがBauhausのものでした。
家に帰って、どんな記念事業があるのかと思って調べてみると・・・
ドイツ全土であるみたいです。
そして、ワイマールに新しいBauhausミュージアムが来週開館するようです。
どうして、ワイマール??ベルリンやデッサウではないの??と思った私。
Bauhausは、ワイマールで1919年に設立され、
ワイマール共和国の経済情勢の悪化と政治的混乱により、
拠点をワイマールからデッサウへと移し、その後ナチス・ドイツの弾圧を受け、
今度はベルリンに移転した後、1933年に完全に閉鎖したということを
今回知りました。
ワイマールに設立されていたのにはちょっとびっくり。
フランクフルトからワイマールだと、電車で2時間と少しなので日帰り旅行も可能。
20年以上も行っていない、早速、ワイマールに行きたくなっています。
父親が来たら、一緒に行けないか計画してみます。
ここ最近、素敵だなって思う家具やデザインが、
Bauhausデザインといわれるものだということが分かったきたわたし。
いいものは、時が経ってもいいってことですね。