イースターの時期にドイツでは、卵とウサギがよく飾られます。
そして、本屋さんの店頭によく並んでいるが1924年に出版された絵本
Die Hasenschule(うさぎの学校)
ドイツの絵本で、うさぎがモチーフなもので一番人気があるものでは??
この前、私も蚤の市で見つけて買ってきました。
色々なことを学校で習います。
気をつけなければいけない、危険な動物のことや・・・
イースターの卵の色塗り。
いたずらをした子どもは、、先生うさぎに耳を引っ張られています。
まさしく・・・ドイツ語でお仕置きという意味でよく言う
jemandem die Ohren lang ziehen 。
帰りは、みんな行儀よく並んで帰っていたんだ・・・(今はこんなのないし。)
とウサギの学校の一日が描かれた絵本です。
でもなぜ、うさぎと学校なんだろうと思っていたら、
イースターマルクトのウサギの絵を描いているおばあさんが、
昔は、学校の新学期がイースターの時期だったからよ。と教えてくれたんです。
20世紀の初め(バイエルン州は1920年)に、
ドイツの学校はイースターの後、新学期が始まっていたようです。
第二次世界大戦中の1941年に、9月が新学期になったようですが
戦後はイギリスの支配下だった西ドイツの州はイースターに戻り・・・
といろいろ変更があったようで、1966年に今のように夏休み明けになったとか。
今は、夏休み明けがドイツの入学の時期なのですが、
昔は日本と同じで春だったんなんて、考えたことなかった!(笑)