子供達が学校から帰って来ておやつを食べて、宿題を片付けて、それから
お母さんの居る病院にお見舞いに行こうと言う話しに成りました。
明日の手術の時間が決まり、2時半頃には病室を出て全身麻酔から手術に。
この時間だと子供達は立ち会って、というのは無理なので手術後を検討。
それでも7時頃には成ってしまうし手術後のつらい顔は出来れば見せたく無い。
既に彼らの小さな胸はしっかりキズ付いて居るからこれ以上は心配掛けたくない。
であれば、回復して行く過程を見せた方が良いのでは無いだろうかと決めました。
手術の様子も切る場所を1箇所増やし、鼻の脇に骨盤移植をもう1箇所
追加する事に決めたとの事でしたし・・・・
手術前にと今夜連れて行き、しばしお母さんと遊んで来る事にしました。
病室に居るとちょうど食事の時間と重なり、子供達は美味しそうとのぞき込み
幾つかもらって口に運んで楽しい時間を過ごして来ました。
お婆ちゃんも明後日に有る子供達のスキー教室の為と、明日の手術に私が夜中迄
付き添いをして不在に成る間の面倒を見てもらうため、明日は来れないので
今日は一緒にお見舞いに出掛ける事に成りました。
病室を後にする時は二人ともお母さんとハグをして、頑張ってねっと・・・・
帰りに夕食を外食で済ませてご機嫌で帰ってきた子供達とお風呂に入ると
お母さん大丈夫かなぁ~ 痛いんじゃあ無いかなぁ~ 一人じゃ可哀想だよっと
やはり顔には出さなかった物の心と頭では全てわかって居る様子でした。
明日はお父さんがずっとお母さんに付いて居てあげるから大丈夫だし、
お母さんが薬で寝ている間に終わっちゃう様に先生に頼んで有るから心配
要らないからね。お前達は明日頑張って学校に行って、明後日のスキーも
頑張らないとお母さんが逆に心配しちゃうぞ。
そんな会話をして就寝する事に成りました。
子供達の小さな胸の内を見せまいとするけなげな物と、その気持ちが
顔の表情に見え隠れする様はさすがに胸が熱く成る思いがしました。
いよいよ明日が手術と成りました。無事を祈る事と家や子供達への心配事を
少しでも感じずに、安心して手術が受けられる様にする事しか出来ません。
頑張ってもらいたいと言う思いと、手術の成功を祈るばかりです。