㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

色が変わった黄アゲハの幼虫

2012年10月03日 | 日記

ニンジンの葉っぱに生息している黄アゲハの幼虫くんたち、正確には何匹居るのか知りませんが私は3匹しか見つけて居ません。



先日はオレンジの斑点がはっきりわかるように成ってきているとアップしたのですが、今朝見るとあきらかに色の違った奴が1つ居ました。



成長度合いが進んでサイズ的にも他のものより一回り大きい奴なんですが、柄がはっきりわかるように成ってきて居ました。



全体がことあと緑色のベースに変わって行って、更にサイズアッブするとサナギへと移行していきます。



黒くてゴミの様にしか見えなかったものがだんだんと成長し、色柄が変わって行くのはまさに神秘の様に感じます。
来年の羽化に向けた準備を着々と進めて居るんだなぁ~等と考えながらしばし物思いにふけってしまいました。

ゴーヤの種取り迄

2012年10月03日 | 日記




ゴーヤは苗を買ってきてって思って居る方が多いので、種の取り方を紹介しようと思います。



雄花雌花が咲いて上手く受粉すると実が成長を始めます。



ぶつぶつの表面が大きくなり、サイズが伸びなく成ったら収穫時期かと思います。



収穫せずにそのまま置いて置くと、オレンジ色に熟れて来ますがまだそのままにしておきます。



しぱらくすると、実が割れて中から真っ赤な果肉を付けた種がお目見えします。
このままほって置くと種が落ちてしまうのでここで収穫します。



真っ赤に熟れた種に付いた果肉は、とっても甘くトロピカルな味わいですので一度味見することをお勧めします。



この果肉が付いている内は種は発芽しません、来年様にここで果肉を洗い落として種だけにして乾燥させて置いて置きます。
水分を取れるように封筒等の紙袋に取っておくことをお勧めします。湿度が残っているとカビてしまったり、腐ってしまうことが有るので要注意です。



種まきは3月から4月頃が理想なんですが、地方によっては朝晩が冷え込むため温室が合った方が良いかも知れません。
当家では当初温室無しで居たのですが霜にやられるんだかで上手く育たず、急遽ミニ温室を設置しました。
日中は温度が上がりすぎるので風を通す事をお勧めします。折角芽吹いても腐ってしまうものが出るからです。



4枚目の葉っぱが出る頃には地植えしても大丈夫です。5枚目の葉っぱが出たら頭を摘めて脇目を出すようにすると良いでしょう。



発芽をしやすくするために種の頭を爪切りで切ってやると良いとか聞きますが、試して見ましたが大差は無いように思います。
それより発芽させる時期が遅いと地植えしてからの成長が遅く、実付きが悪く成るのでこちらの注意の方が大切かと思います。



これはあくまで長野県の下伊那地方の陽気の中での事ですので、もっと寒い地方での事は分かりません。
逆に暖かい地方では、そんなに気を使わなくても難なく育つのかも知れません。



自分で色々トライしてみて、一番合った栽培法を見つけて行ってもらいたいと思います。



いずれにしても、種を取る所のノウハウは同じですので参考にして頂き、自分の家で種から栽培する事が出来たら楽しさも倍増するのでは無いでしょうか。