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ゴーヤは苗を買ってきてって思って居る方が多いので、種の取り方を紹介しようと思います。
雄花雌花が咲いて上手く受粉すると実が成長を始めます。
ぶつぶつの表面が大きくなり、サイズが伸びなく成ったら収穫時期かと思います。
収穫せずにそのまま置いて置くと、オレンジ色に熟れて来ますがまだそのままにしておきます。
しぱらくすると、実が割れて中から真っ赤な果肉を付けた種がお目見えします。
このままほって置くと種が落ちてしまうのでここで収穫します。
真っ赤に熟れた種に付いた果肉は、とっても甘くトロピカルな味わいですので一度味見することをお勧めします。
この果肉が付いている内は種は発芽しません、来年様にここで果肉を洗い落として種だけにして乾燥させて置いて置きます。
水分を取れるように封筒等の紙袋に取っておくことをお勧めします。湿度が残っているとカビてしまったり、腐ってしまうことが有るので要注意です。
種まきは3月から4月頃が理想なんですが、地方によっては朝晩が冷え込むため温室が合った方が良いかも知れません。
当家では当初温室無しで居たのですが霜にやられるんだかで上手く育たず、急遽ミニ温室を設置しました。
日中は温度が上がりすぎるので風を通す事をお勧めします。折角芽吹いても腐ってしまうものが出るからです。
4枚目の葉っぱが出る頃には地植えしても大丈夫です。5枚目の葉っぱが出たら頭を摘めて脇目を出すようにすると良いでしょう。
発芽をしやすくするために種の頭を爪切りで切ってやると良いとか聞きますが、試して見ましたが大差は無いように思います。
それより発芽させる時期が遅いと地植えしてからの成長が遅く、実付きが悪く成るのでこちらの注意の方が大切かと思います。
これはあくまで長野県の下伊那地方の陽気の中での事ですので、もっと寒い地方での事は分かりません。
逆に暖かい地方では、そんなに気を使わなくても難なく育つのかも知れません。
自分で色々トライしてみて、一番合った栽培法を見つけて行ってもらいたいと思います。
いずれにしても、種を取る所のノウハウは同じですので参考にして頂き、自分の家で種から栽培する事が出来たら楽しさも倍増するのでは無いでしょうか。