「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

ジレンマの話し

2005-04-11 09:04:38 | クライミング
日曜日、雨だったらホシダということで会のメンバーが参加してくれるというので約束していたが、とうとう雨は降らず天気予報は大ハズレ。こんなこともあるのだなぁー。

山岳会に所属してから、5月で9年が過ぎ10年目にはいる。
46歳での山岳会への所属は、一般的に言えば遅蒔きの組みである。
最初はいやいやながらのクライミングも、とうとう嵌ってしまっている。
いったい、いつまでやっているんだろう、と自分でも思ってしまう。
いつも年齢と身体的なものとで引く気持ちとの葛藤だったなぁー。
なのに、元気がでると絶えず湧き出てくるこの気持ちは一体なんだろう。
自分でもよくわからない。

なのに、この十年の山岳会所属で一緒にフリー続けてきた仲間は会にいない。これは、私にとってはとても寂しいこと。昨日のホシダでは、久しぶりに会メンバー4名が参加してくれた。土曜日の、烏帽子も会のメンバーと行った。私にはとても嬉しいことだ。そして、仲間として続けていってくれるとなお嬉しいこと。

「クライミングが上手くなることよりも、継続してやることの方が難しいことだと思う」と昨日初めてのフリー体験の会のメンバーの一人に話していたが、ほんとうにそう思う。上手くなることは、継続してさえいれば個人差はあるが確実に上達はしていく。少し、間があいただけで登れなくなる。辞める理由(言い訳)はすぐにみつかる。
私もこのジレンマにすぐに陥って、また立ち直るまで相当に言い訳や愚痴を連発してしまう。人から見ても自分でも醜いことだと思うが、昨日の烏帽子でのSさんの慰めのような会話にホッとして、愚痴れる仲間っていいなぁー、と思う。たぶんSさんも私と同じようなジレンマに陥りながらも、クライミングを辞められないのだと察しが付く。こういう愚痴れるおばさん仲間が、他にもいるのは幸せだ。(おじさんは、あまり愚痴るのを由としないように思えるので、おばさんが多い)

この2日で、また前向きな気持が出てきたようだ。
こんなことの繰り返しが続くのが、生きているという証かな? 
少し、大層な話だが…。