6月10日(土曜日)武奈ケ岳登山
今年の夏は東北の花の山へ予定している。
そのメンバーである古くからの山友達2名とトレーニングを兼ねて武奈ケ岳に登ってきた。
コースはイン谷口バス停から大山口(ダケ道)北比良峠、八雲ケ原を経て武奈ケ岳のピストン。
イン谷口を少し行ったところから北比良峠まではかつてはリフト、ロープウェイがあり、八雲ケ原周辺はスキー場となっていて夏場も利用できたのでかなり賑わっていた。
2004年3月にロープウェイやリフトが廃止されすべての設備は徐々に撤去されて自然に還す作業が行われ始めた。
その後も撤去作業の途中、何回か武奈ケ岳には登っている。
今回は全てのものが完全になくなっていた。
JR比良駅からのバスも廃止されていたと思っていたら、今回一緒に行った友人が神戸からなので電車で行くという。
友人の一人から、土曜日、休日はJR比良駅からイン谷口までバスが出ていることを教えてもらい、京都発の湖西線に時間を合わせて合流することにした。
私は、比良には車で行くことが多いので電車で行くのは久しぶりだった。
比良駅、イン谷間の行きのバスは2本、帰りは3本と少ない。
9時30分のバスで比良駅を出発。9時半イン谷発と山登りには遅い時間帯となってしまった。
出発してヒノキの木陰で軽く朝食(友人が神戸なので朝食抜きだったそうだ)、大山口からダケ道を登る。私は青ガレ経由を登りに使いダケ道は下りに使うことが多いのでこの急登は初めてだった。ところが、この道で北比良峠近くでサラサドウザンのアーチをくぐることになった。思わぬ自然のプレゼントに3人とも疲れも吹っ飛び大喜びだった。
(大山口10:00~北比良峠11:56)
北比良峠はかってロープウェイの駅があったところで今は芝生の広場になっている。琵琶湖の眺めも良く、ここで昼食にすることにした。爽やかな風が気持ちが良い。イン谷では白いウツギ、北比良峠ではピンクのタニウツギが満開だった。
昼食後八雲の湿原へ向かうがこの道はかなり侵食されていて歩きにくい。
八雲ケ原は小屋もトイレもリフトもすっかり撤去され自然に戻っていたが、スロープにかつてのスキー場だった頃の面影を残している。
八雲ケ原を横切り、武奈ケ岳の登山道に入ると鬱蒼としたブナ林の緑が美しい。ここは紅葉の季節もとてもきれいだ。西南稜の稜線に出る手間にまたサラサドウザンのアーチ、稜線近くでアカモノが咲いていた。
(北比良峠12:30~武奈ケ岳14:00)
2時の武奈ケ岳頂上は、人も少なくなっていた。
すでに梅雨入りはしているのだが、この日は快晴で展望も良い。下山後のバスの時間を考えると頂上でゆっくりもできず、3人揃って記念写真を撮ってもらい、早々に下山。
バスの時間が気になり下りは飛ばし、なんと2時間で駆け下りてしまった。
kさん曰く「登りはどんこ、下りは超特急やね」
この歳で無理は禁物。バス停で太ももがつってしまった。
(頂上14:05~イン谷16:00)
この時期の武奈は、アカドウダン、サラサドウダンが最高の魅力だった。そして北比良峠のタニウツギも満開。夏のように暑くなく、冷たい風も気持ちが良い。八雲ケ原から武奈へは緑も美しい。
しかし、「しんどい」が口癖となる年齢が悲しい。
なぜロープウェイを残しておいてくれなかったのかと、つい愚痴ってしまう。
でも山は自分の足で登るもの。甘えたらあかん、と自分に言い聞かす。
山は花を見ながらゆっくりと時間を掛けて登るのが一番。
こんどは、朝早く出ることにしよう。
気楽な山友達と賑やかに、充実した山行となった。
写真の記録
イン谷、ここで登山届け提出
イン谷からしばらくウツギがたくさん咲いている
イン谷からしばらくは舗装道もう少し行くと駐車場あり
大山口 右ダケ道へ
樹林帯の急登だが日陰で涼しい
花は終わっているがイワカガミの群落
???
レンゲツツジ
アカドウザン
サラサドウザン
昔はロープウェイと駅が見えていた
北比良峠にはタニウツギがたくさん咲いていた
北比良峠からは琵琶湖が一望
八雲ケ原の人工池
スキー場のスロープ跡
八雲ケ原は閑散としていた
ムラサキサギゴケ
サラサドウザンがここにも
コアジサイかな
八雲から入るとブナ林が
最後までサラサドウザンのアーチが続く
眺望が開ける
アカモノ?
西南稜の稜線に出る
京都方面の眺め
武奈ケ岳頂上
今年の夏は東北の花の山へ予定している。
そのメンバーである古くからの山友達2名とトレーニングを兼ねて武奈ケ岳に登ってきた。
コースはイン谷口バス停から大山口(ダケ道)北比良峠、八雲ケ原を経て武奈ケ岳のピストン。
イン谷口を少し行ったところから北比良峠まではかつてはリフト、ロープウェイがあり、八雲ケ原周辺はスキー場となっていて夏場も利用できたのでかなり賑わっていた。
2004年3月にロープウェイやリフトが廃止されすべての設備は徐々に撤去されて自然に還す作業が行われ始めた。
その後も撤去作業の途中、何回か武奈ケ岳には登っている。
今回は全てのものが完全になくなっていた。
JR比良駅からのバスも廃止されていたと思っていたら、今回一緒に行った友人が神戸からなので電車で行くという。
友人の一人から、土曜日、休日はJR比良駅からイン谷口までバスが出ていることを教えてもらい、京都発の湖西線に時間を合わせて合流することにした。
私は、比良には車で行くことが多いので電車で行くのは久しぶりだった。
比良駅、イン谷間の行きのバスは2本、帰りは3本と少ない。
9時30分のバスで比良駅を出発。9時半イン谷発と山登りには遅い時間帯となってしまった。
出発してヒノキの木陰で軽く朝食(友人が神戸なので朝食抜きだったそうだ)、大山口からダケ道を登る。私は青ガレ経由を登りに使いダケ道は下りに使うことが多いのでこの急登は初めてだった。ところが、この道で北比良峠近くでサラサドウザンのアーチをくぐることになった。思わぬ自然のプレゼントに3人とも疲れも吹っ飛び大喜びだった。
(大山口10:00~北比良峠11:56)
北比良峠はかってロープウェイの駅があったところで今は芝生の広場になっている。琵琶湖の眺めも良く、ここで昼食にすることにした。爽やかな風が気持ちが良い。イン谷では白いウツギ、北比良峠ではピンクのタニウツギが満開だった。
昼食後八雲の湿原へ向かうがこの道はかなり侵食されていて歩きにくい。
八雲ケ原は小屋もトイレもリフトもすっかり撤去され自然に戻っていたが、スロープにかつてのスキー場だった頃の面影を残している。
八雲ケ原を横切り、武奈ケ岳の登山道に入ると鬱蒼としたブナ林の緑が美しい。ここは紅葉の季節もとてもきれいだ。西南稜の稜線に出る手間にまたサラサドウザンのアーチ、稜線近くでアカモノが咲いていた。
(北比良峠12:30~武奈ケ岳14:00)
2時の武奈ケ岳頂上は、人も少なくなっていた。
すでに梅雨入りはしているのだが、この日は快晴で展望も良い。下山後のバスの時間を考えると頂上でゆっくりもできず、3人揃って記念写真を撮ってもらい、早々に下山。
バスの時間が気になり下りは飛ばし、なんと2時間で駆け下りてしまった。
kさん曰く「登りはどんこ、下りは超特急やね」
この歳で無理は禁物。バス停で太ももがつってしまった。
(頂上14:05~イン谷16:00)
この時期の武奈は、アカドウダン、サラサドウダンが最高の魅力だった。そして北比良峠のタニウツギも満開。夏のように暑くなく、冷たい風も気持ちが良い。八雲ケ原から武奈へは緑も美しい。
しかし、「しんどい」が口癖となる年齢が悲しい。
なぜロープウェイを残しておいてくれなかったのかと、つい愚痴ってしまう。
でも山は自分の足で登るもの。甘えたらあかん、と自分に言い聞かす。
山は花を見ながらゆっくりと時間を掛けて登るのが一番。
こんどは、朝早く出ることにしよう。
気楽な山友達と賑やかに、充実した山行となった。
写真の記録
イン谷、ここで登山届け提出
イン谷からしばらくウツギがたくさん咲いている
イン谷からしばらくは舗装道もう少し行くと駐車場あり
大山口 右ダケ道へ
樹林帯の急登だが日陰で涼しい
花は終わっているがイワカガミの群落
???
レンゲツツジ
アカドウザン
サラサドウザン
昔はロープウェイと駅が見えていた
北比良峠にはタニウツギがたくさん咲いていた
北比良峠からは琵琶湖が一望
八雲ケ原の人工池
スキー場のスロープ跡
八雲ケ原は閑散としていた
ムラサキサギゴケ
サラサドウザンがここにも
コアジサイかな
八雲から入るとブナ林が
最後までサラサドウザンのアーチが続く
眺望が開ける
アカモノ?
西南稜の稜線に出る
京都方面の眺め
武奈ケ岳頂上
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