「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

KUZUHA MALL

2005-04-13 18:26:49 | 生活
ローカルな話題だが、我が町樟葉に大型ショッピングモールが出来た。
私が子どものころはこの樟葉駅周辺は沼地だった。
この季節、祖母はこの辺へ毎年ちまきの葉を採りにいって、子どの日に合わせて「ちまき」を大量に作ってくれた。そしてそれをカチカチになっても保存して置いて、蒸して砂糖をつけて毎日のおやつにしていた。最初は美味しいのだが、毎日ちまきを食べているとだんだんおやつにちまきを出されると、うんざりして来ていたのを思い出す。ちまきの形は他ではいろいろあるが、私の家で作られていたのは、祇園祭のちまきと同じような細長い形で5本ずつ束ねたのを二つセット10本にしていた。優しい祖母との懐かしい思い出である。
その何もなかった(とはいえ、自然はいっぱいあったが…)樟葉駅周辺があんなに変わってしまったのを、祖母が見たら腰を抜かせてしまうだろう。
明日がいよいよグランドOPEN!ということだが、買い物好きの82歳の母に付き合って一足先に行ってみた。「樟葉も都会になったなぁー」といいながら母とブラブラ歩く。お昼を食べるのにも人の列。いったいみんなどこからくるのだろう。ちょっと前の閑散としていたモール街とは別世界だ。
若い女の子だときっと歩くだけで楽しいのだろうなぁー、と思うようなお店ばかり。
あんなにあるお店の中に、山道具屋さんがないのが私にはとても残念なこと。どうしてだろう。何年か前に樟葉にコージツがあったがこれも潰れてしまっている。とても便利だったのに…。
しかしユニクロフアンとしては嬉しい、ユニクロ+がある。
ユニクロが出来て間もない頃、山へ行くたびに「これいくらやと思う。○○円やでー。安いやろ。ユニクロやでー」と自慢していた。そしたら「いくさんは、ユニクロの宣伝マンか?」とからかわれていた。
この店舗はユニクロに+というのが付いていて特殊化している。これで2店舗目らしい。この+の意味は「進化したユニクロ」ということらしい。
宣伝マンとしてはさっそく行ってみたが、まだその違いがのみ込めていない。そして何も買うものはなかった。
山は若者離れがして、中高年が幅を利かせている。
やっぱり、ユニクロが出来ても山道具屋さんがないのは、若者の街なのだろうか。
私はこの樟葉の街が馴染めず、「山より疲れるわぁー!」「眠い!」を連発し、程々で帰ってしまった。
帰ってからは疲れ果て、一眠りしてしまった。

興味をお持ちの方は下記URLで

KUZUHAMALL: http://www.kuzuha-mall.com/
ユニクロ: http://www.uniqlo.com/
ユニクロ+: http://www.uniqlo.com/plus/index.html?s=list_ot



ジレンマの話し

2005-04-11 09:04:38 | クライミング
日曜日、雨だったらホシダということで会のメンバーが参加してくれるというので約束していたが、とうとう雨は降らず天気予報は大ハズレ。こんなこともあるのだなぁー。

山岳会に所属してから、5月で9年が過ぎ10年目にはいる。
46歳での山岳会への所属は、一般的に言えば遅蒔きの組みである。
最初はいやいやながらのクライミングも、とうとう嵌ってしまっている。
いったい、いつまでやっているんだろう、と自分でも思ってしまう。
いつも年齢と身体的なものとで引く気持ちとの葛藤だったなぁー。
なのに、元気がでると絶えず湧き出てくるこの気持ちは一体なんだろう。
自分でもよくわからない。

なのに、この十年の山岳会所属で一緒にフリー続けてきた仲間は会にいない。これは、私にとってはとても寂しいこと。昨日のホシダでは、久しぶりに会メンバー4名が参加してくれた。土曜日の、烏帽子も会のメンバーと行った。私にはとても嬉しいことだ。そして、仲間として続けていってくれるとなお嬉しいこと。

「クライミングが上手くなることよりも、継続してやることの方が難しいことだと思う」と昨日初めてのフリー体験の会のメンバーの一人に話していたが、ほんとうにそう思う。上手くなることは、継続してさえいれば個人差はあるが確実に上達はしていく。少し、間があいただけで登れなくなる。辞める理由(言い訳)はすぐにみつかる。
私もこのジレンマにすぐに陥って、また立ち直るまで相当に言い訳や愚痴を連発してしまう。人から見ても自分でも醜いことだと思うが、昨日の烏帽子でのSさんの慰めのような会話にホッとして、愚痴れる仲間っていいなぁー、と思う。たぶんSさんも私と同じようなジレンマに陥りながらも、クライミングを辞められないのだと察しが付く。こういう愚痴れるおばさん仲間が、他にもいるのは幸せだ。(おじさんは、あまり愚痴るのを由としないように思えるので、おばさんが多い)

この2日で、また前向きな気持が出てきたようだ。
こんなことの繰り返しが続くのが、生きているという証かな? 
少し、大層な話だが…。

烏帽子で

2005-04-09 22:16:54 | クライミング
今日烏帽子で登っていたら、どこからか聞き慣れた声がしてきた。
通る声で、テンション! テンション!○△×◇!…なんだか騒いで登っている声でけっこう近くに聞こえる。
平日のクライミング仲間の一人Sさんだ。すぐに、「Sさぁ~~ん」と呼ぶと、返事が返ってきた。
さすが傍目を気にしない大阪のおばさん同士。烏帽子と駒形で会話。直ぐに、烏帽子で登っている私たちの方へ、覗きに来てくれた。フィギアとサイレントを登っているという。せっかくのチャンスなのでヌンチャクを置いておいて貰うようにお願いした。マスターではとても勇気が出なかったので有り難かった。

しかし昨年暮れにワンテンまでいっていたとは、誰も信じられないようなお粗末な登りだった。
間が空くとこんなもの。だからクライミングは恐い。
最近は言い訳ばかりHPに書いているとホシダでIさんに窘められた、とSさんに話すと、Sさん曰く、クライマーに言い訳は付き物。Sさんの会の人が、言い訳に診断書を提出したとか、出そうと言ったとか??
しかし、私は言い訳をしたい。

いつまでも登れるところでお茶を濁していないで、そろそろ本気を出さないとますます登れなくなる。

今日の烏帽子はあちこちにツツジが満開で綺麗かった。太陽がいっぱいをピレーしているときも、上の方で青空にピンクが映えていて目を奪われてしまう。帰る車から見える山々にもタムシバが沢山咲いていた。
もちろん、桜もあちらこちらで満開である。

まだ歯の治療は続けてはいるが、体調もとても良くなってきた。
言い訳も、ソロソロおしまいにしなくては。
結果はともかく、帰りは気分爽快だった。


烏帽子岩

2005-04-05 22:39:17 | クライミング
今日は、とても暖かな一日だった。
Fさんと道場で待ち合わせて烏帽子にいった。
太陽がいっぱい、タイムトンネルと登り。そしてタイムトンネルからジャスティスにトップロープを張り、苦手なムーブ研究。少しはムーブが繋がってきたが、リードで上手くいくかは自信がない。このルートは、一手だけが問題だ。やっと掴んだホールドが保持できない。しかし、上の方を持ったら少し持ちやすかったので、次回に期待。
他には烏帽子に一組と駒形に一組でほとんど貸し切り状態だったので、トップロープを張りっぱなしでも、誰も文句は言わないし気兼ねなしだ。
本当は、駒形のフィギアヘッドに登りたかったが、長い間取り付いていなかったせいか、気後れしてしまった。こんどこそ…。

烏帽子のアフターバイトの取り付きあたりと少し上の岩の隙間に可愛いスミレが咲いていた。初めて見た色合いのスミレだったので帰ってから図鑑を見たら、シハイスミレのようだ。漢字では紫背菫と書く。表紙に地面に咲いていたのを載せたので、ここにはけなげにも岩の隙間に生えていたのを紹介する。誰にも、踏まれなければいいのだが…

いじわるおよねの、近くにはタムシバが青空に白い花が映えて綺麗だったので、これも写真を撮った。コブシとよく似ているようだ。私にはわからなかったが、コブシには花の下に葉が付くらしいが、タムシバの花には葉が付かないということなので、タムシバだと思った。

花の名前には詳しくないので、間違っていたら教えて下さい。