お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 4月1日は「アオバヒドイ」で名を馳せるVCR横浜あおばとAJ神奈川が稲城・大丸公園でコラボ(っていうのか?)。あおばお馴染みの場所をともに発着点とし、300キロブルベを開催した。スタート時間は1時間前後したが、ゴール受付は隣同士となり参加者とスタッフが入り乱れるという空前絶後の風景が見られた。エイプリル・フールではないよ。

 あおばは長坂300で、獲得標高は5454メートル。神奈川は渡良瀬300で、獲得標高は1536メートル。長坂は一度走ったことがあるし、楽な方を選ぶよねぇ、やっぱ(^_^; ということで、渡良瀬に参加した。コースは是政橋からお馴染みのコースを北上。往路は飯能〜越生〜前橋〜伊勢崎〜足利を経由して渡良瀬橋を渡り、栃木駅付近を折り返す。復路は渡良瀬川サイクリングロードを少し走り、羽生〜鴻巣〜東松山を通過。越生からは往路とほぼ同じルートを走る。制限時間は20時間。


スタート地点の大丸公園



車検に向かう参加者


 ちょうど桜満開の時期と重なり、まさにお花見ライド。高麗神社参道の桜並木がこんなに綺麗だったとは。ガリガリ君(赤城乳業、地図をよく見ると「本庄千本さくら「5S」工場」だった)の先には「こだま千本桜」があったんだ、など新発見に驚いたり、中腹がピンクに彩られた山々に癒されたり、突如現れた大量の提灯に浮かび上がる東松山の夜桜などを楽しんだ。


高麗神社参道の桜並木。往路では止まれず、帰路の際に撮影



こだま千本桜



こだま千本桜



藤岡の富士浅間神社の桜



東松山の夜桜


 で、渡良瀬橋といえば森高千里。近くにあった歌碑も発見した。歌が流れる仕掛けもあったのだが、そんなに思い入れのある歌でもないので聞いても心はさほど動かない(^_^; まあ、一度は行ってみたかったってところなので、満足満足。


渡良瀬橋到着



渡良瀬橋手前



渡良瀬橋



渡良瀬橋。遙かに桜並木が見える



渡良瀬橋



渡良瀬橋の歌碑。後方に見えるのが渡良瀬橋



左のボタンを押すと曲が流れる


 だけどねぇ。群馬を東へ向かうときは強烈な向かい風。田園地帯の一本道なのでまともに風を食らい、頑張っても時速24〜25キロぐらいしか出ない。さらに過酷だったのが渡良瀬川サイクリングロード。すすみゃーしない(T_T) ヒドイんでね? おまけに「群馬栃木」の県境が現れ、しまなみ海道以来だなぁと感動して写真を撮ったはいいが、その後県境が次々と現れるじゃないか。なんじゃ、こりゃー。でも面白いので全て写真に収めようとストップの連続。結局、栃木→群馬→埼玉→群馬→栃木→埼玉と数キロの間にめまぐるしく変わった。入り組んでるんだねぇ。こんなこともあってサイクリングロードへ入ってから出るまでの7.7キロに23分ぐらいかかってしまった。


渡良瀬サイクリングロード入口



渡良瀬川右岸10キロ地点



群馬と栃木の県境



埼玉と群馬の県境



埼玉と栃木の県境


 実はこの付近で佐野ラーメンを食べようと計画しお店もチェックしていたのだが、通過が午後4時台。ランチタイムに間に合わず、夕方の開店には早過ぎるということでありつくことはできず。群馬ではもつ煮も食べたかったなぁ(これは開店していたが止まりきれず)。せっかくここまで来たのに、コンビニおにぎりとシーフードヌードルしか腹に入れることができなかった。無念。

 夜になって風がやみ、ひと安心もつかの間。ゴールまで残り30キロ付近の飯能でピカッと光った。まさか! そういえば天気予報にはなにげに午後9時ごろに雨マークがあった。でも、降らないだろうと高をくくりレインウエアは持ってきてない。そして霧雨のような細かい雨が落ちてきた。上がってくれ。祈りながら走り続ける。このままなら行ける。やがて路面はびしょ濡れになってきたが、雨は相変わらず霧雨。ひと雨きた後か。という考えは楽観的すぎた。南峰手前であっという間に土砂降りとなった。最悪じゃん(T_T) ウインドブレーカーはレインウエアの代わりにはならない。全身ずぶ濡れになり、寒さに震えながらゴールを目指す羽目になった。スタート地点までは車で来ているのでリタイアはできず、走るしかなかったのよ。

 残り十数キロで運良く5〜6人のトレインの後方につくことができたのは幸いだった。そのうち2人はしっかりレインウエアを着ていた。朝夕と昼間で寒暖差があり、そちらを優先してウエアを用意していた。準備不足を反省。

 後で知ることになるのだが、雨雲があったのは飯能から稲城付近だけだったらしい。当然、雨雲を連れてきたのはあおばの会長しかいないと思ったが、ゴール受付では姿を見なかった。じゃあ、誰やねん? しかし、夜中の雨の公園に次々とやってくる自転車乗りって、端から見ると異様だろうなぁ。


ゴール受付。手前が神奈川、奧があおば(木がじゃまで見えません)


 完走タイムは17時間19分。200キロは11時間弱だったので、最後の100キロでかなり時間を使った。「ほんとうに平坦です」の謳い文句通りに平坦だったが、向かい風地獄とまさかの雨。西へ向かわずコースは間違ってないのにヒドイ目に遭ったよー(T_T)

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