10月25日夕方のNHK首都圏ニュースで「ダルマ自転車」の話題が紹介されていた。ダルマ自転車? 何だろうと思って見てみると、巨大な前輪を持ったアレだった。
雑誌などで見たことはあったが正式名称を知らなかったので「アレ」なんだけど、自転車の大先輩によると、「ダルマ自転車」は日本の通称で一般的には「オーディナリー」と言うそうだ。ネットで調べてみるとイギリスでは「ペニー・ファージング」、アメリカでは「ハイ・ホイール・バイク」とも呼ばれるらしい。チェーンもギアもなく、ペダルは前輪に直接取り付けられている。実は少し前にダルマ自転車と逗子の国道134号で実際にすれ違ったことがあり、ホントに走れるんだと驚いた。
10月25日夕方のNHK首都圏ニュース
ニュースによると、130年余り前にアメリカの冒険家がダルマ自転車で世界一周した際、長崎から横浜まで走破したのを再現すべく、同国の55歳のサイクリング仲間2人が挑戦。前輪の直径が約1メートル40センチもあるため小回りが利かず、速度も上がらないが、見晴らしがいいため、気持ち良く長崎から横浜までの1500キロを30日余りかけて走り抜いたという。
この自転車で1日50キロとは凄い。坂もきついだろうけど、たぶん信号ストップや渋滞が一番辛そう。足着けないし、漕ぎ出しも体力使うもんね。それなのに「すばらしい旅だった。長崎のきつい坂や大阪の渋滞、美しい風景など、日本らしい体験ができた」なんてコメントしてる。粘り強い心の持ち主だったに違いない。
それにしても長崎までどうやって輪行したんだろう。いや、アメリカから持ってきたんだから飛行機輪行で来たんだよね。あと50キロごとに30泊か。いろいろと驚きがあるねぇ。
ルートも知りたいし、チャリダーでやってくれないかな(^_^;
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