お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 話は戻って昨年末の話です(^_^;

 「あの時代にタイムスリップ!?かながわ歴旅ARラリー」もいよいよ最後の第3章「江戸・幕末・明治を疾走」が12月23日からスタート。見たところ、これまで行った場所のご近所があったりしてちょぴり萎えるけど、ま、気持ちも新たに頑張りましょう(^o^)

 まずは秦野の「二子塚古墳」へ。秦野市内唯一の前方後円墳で、古墳時代後期(6世紀後半〜7世紀)の築造と考えられている。下大槻団地の敷地内にあるとかでちょっと分かりづらかったが、なんとか発見。しかし、入口らしきところは南京錠がかかり、中へは入れず(T_T)


二子塚古墳


 次は水無川を遡って「桜土手古墳公園」を目指す。上りは緩やか。広々とした河川敷になんとなく癒され、視線の片隅には冠雪の富士山が常に顔を出している。この道は下ったことしかなかったので、この景観は新発見。途中で右手にあった秦野市役所などは、真正面に富士山ば〜んで仕事していても気持ちいいんでないかい。いや、毎日見てると飽きちゃうか。だけどね。その市役所の先に富士見橋があるんだけど、なぜかここからは富士山が見えなかったのは不思議。

 堀戸大橋を渡った先に公園があった。目の前の信号が「古墳公園前」。分かりやすい。6世紀末~8世紀初頭に築造された35基の古墳から構成されていたが、23基の発掘調査が行われ、残り12基のうち6基が保存されているという。それらとは別に「復原古墳」もあった。「復原」? 「復元」じゃないの? と疑問に思って調べると、「復元」は「失われたものをかつての姿どおりに新たに作ること」、「復原」は「始めの姿が改造されたり、変化してしまった現状を元の姿に戻すこと」だそうだ。隣接の「はだの歴史博物館」は月曜で休館日。残念。


桜土手古墳公園



復原古墳


 この後は渋沢丘陵を越え「矢倉沢往還」へ向かう。江戸城の赤坂門(赤坂見附)から相模国、足柄峠を経て駿河国沼津宿を結び、東海道の脇街道として発達した道で、自宅の近所にもあるが、スタンプポイントは大井町篠窪にある石碑。その先には富士見塚見晴展望台があり、どこから来ても激坂が待っているという、自転車乗りにとってはお馴染みの場所だ。


矢倉沢往還の石碑



富士見塚(展望台より少し手前)から富士山を望む


 富士山を見ながら豪快に下った後、未病バレービオトピアへ向かって少し上ったところにあるのが「金子台遺跡」。約3500年前(縄文時代後期)の人々が地面に穴を掘って遺体を納めた後、地上に複数の石を並べた墓地と思われ、ストーンサークル(環状列石)と呼ばれている。ここは何回か通っているけど、その存在はまったく気がつかなかった。


ストーンサークル


 次に訪れたのはJR松田駅近くにある「二宮尊徳生誕地栢山道碑」。二宮尊徳は天明7年(1787年)7月23日に相模国足柄上郡栢山村(小田原市栢山)の百姓利右衛門の長男として誕生した。その生誕地への道標なのだが、なぜ、栢山ではなく6キロ先の松田にあるのか。

 建立したのは御木本真珠店(現在のミキモト)創業者で、「世界の真珠王」と呼ばれた御木本幸吉。尊徳の事績に感銘を受けた御木本は1909(明治42)年に人手に渡っていた生誕地を私費で買い取り、同じ年に参拝者のために「道碑」を松田駅に設置した。小田急線はまだ存在せず、栢山へ行くための当時の最寄り駅は「約一里半」の東海道線の松田だったのだ。当時の東海道線は山北、御殿場回りで、国府津〜熱海間が開通したのは大正14年だった。


二宮尊徳生誕地栢山道碑


 その御殿場線に沿って山北方面へと進む。山北駅は明治22年、東海道線の開通によりできた駅で、前述の通り昭和の初めに御殿場線になるまでは鉄道の町として大変賑わい主要駅として栄えたという。「山北鉄道公園」には全国で唯一の動態状態で保存されている機関車D52が展示。月一で整備運行を実施しているそうだ。


山北鉄道公園


 さてと。いい時間なのでお昼ですな。行きつけの「ポッポ駅前屋」は定休日だったので「小料理珠亭」へ。悩んだ末におすすめの「トンカツ定食」950円。このお店は靴を脱ぐのでくつろげるのよ。ちなみに料理長はこれまでに箱根などの旅館でも料理長を務めてきた、この道約50年のベテランだそうだ。


バイクスタンドのある山北観光案内所



小料理珠亭



トンカツ定食


 満腹となった後は開成町へ。いつも通り過ぎるだけの「あしがり郷 瀬戸屋敷」。300年の歴史ある古民家だそうで、スタンプポイントだし今日こそは入ってみようか。あぁ、でも今日は月曜日だ。そう、こういうところは月曜が休館日なのよねぇ。


「あしがり郷 瀬戸屋敷」は休館日


 その後は「道の駅足柄・金太郎のふるさと」を経由して開成駅へ。道の駅の相州牛ウニとろ牛めしは美味そうだったけど、3580円か。口にできる日がやってくるのだろうか。ボーナスももうないしねぇ…。


道の駅足柄・金太郎のふるさと


 開成駅東口にいたのは「ロンちゃん」。昭和41年から平成11年まで現役車両として活躍したロマンスカー3100系NSE車が展示されており、公募により愛称が「ロンちゃん」となったそうだ。へ〜、ここにこんなものがあるとはねぇ。驚いた。月2回と、あじさい祭り期間中、夏休みなどに車内を公開しているが、西口から東口へ行くのがひと苦労なので、もう寄ることはないかな(^_^;


ロンちゃん


 最後は中井町の「おもしろ体験博物館江戸民具街道」。以前に寄った「五所八幡宮」のすぐ近くで、そういえばそんなものがあったという記憶が蘇ってきてすぐ分かった。ここでは江戸、明治、大正、昭和初期の世界にどっぷりつかれるという。コスレプレーヤー大歓迎だってさ。土日祝日だけの開館なので、当然この日は休館日。


おもしろ体験博物館江戸民具街道


 この日は10カ所のスタンプポイントを巡った。そのうち第3章は6カ所。ちょうどこの日の朝に第3章のスタンプポイントが発表され、行く予定だったポイントの近くにいくつかあることが判明。地図がなくても行ける場所だったので、あちこち足を伸ばしてみた。これでスタンプは73/124。保有スタンプは28。走行距離は127.5キロで獲得標高は1034メートル。

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