お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
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 「あの時代にタイムスリップ!?かながわ歴旅ARラリー」第2章「武士の世へ!いざ鎌倉から戦国探訪」の「その2」は神奈川西部・丹沢方面へのライドだったが、またしてもハイキングとなってしまったよ(T_T) 山城、嫌い!

 路肩の狭くなった善波トンネルを抜けて名古木を右折。ヤビツ峠には行かず、旧コンビニ前を左折すると、のどかな田園風景の中にあるのが田原ふるさと公園。ここは第1章のチェックポイントだったがスタンプはゲットできた。第2章でも使えるのかな? この公園のすぐ隣が第2章のチェックポイント「源実朝公御首塚」。実朝が鶴岡八幡宮で暗殺された後、行方不明になっていた首が持ち込まれ、供養されたと伝わる場所だ。


田原ふるさと公園



源実朝公御首塚


 田原ふるさと公園のそば処「東雲」で蕎麦でも食べたいところだが、お昼には早くまだ開店もしていない。残念。

 そのまま菩提へ抜け、堀川交差点を右折して三廻部へと向かう。四十八瀬川(しじゅうはっせがわ)を渡ったところからきつい坂が始まり、途中で22年4月に新秦野まで開通した新東名の上空を横切る。便利になるのはいいが、のどかな風景が変わっていくのはこの道がお気に入りの自分にとっては複雑だねぇ。

 みくるべ荘の先はみくるべ病院の方へは行かず、土佐原林道へ。頑張って上ったピークで聞こえてくるのは笑い声。そう、左手に広がるのはゴルフ場なのよ。鎌倉の天園と同じで、ちょっと、上った甲斐がないかな。


土佐原林道からの眺め


 寄(やどりき)方面へ一気に下り、県道710号に出て少し南下したところに次のチェックポイントの寄神社がある。何度か目の前を通っているはずだけど、これまでその存在には気がつかなかった。源頼朝が妻政子の安産祈願のために相模二十数ヶ社寺のひとつに選んだ「羽多野弥勒寺」が前身だそう。いや、そんなことよりスギの大木に驚いたよ。樹高30メートル、樹齢500年と神奈川県の案内版にはあったが、松田町教育委員会のそれは樹高33メートル、樹齢550年とある。歴旅ARラリーのサイトは間をとったわけでもなかろうが、樹齢は530年。どっちやねん! まあ、そこまでくると大差はないか。


寄神社



寄神社の大スギ


 ダウンヒルの途中で新東名のトンネル工事現場が垣間見えた。いやはや、人間の力ってすごいね。


新東名のトンネル工事


 ちょうどお昼どきだったので山北駅前の「ポッポ駅前店」でランチ。大盛況でおばちゃん二人で大忙し。ミックスフライが早くも売り切れだったので、ハムカツ定食(800円)を注文。揚げたてアツアツで美味(^o^) ここは駅前の山北町ふるさと交流センターにサイクルスタンドがあるので助かる。


ポッポ駅前店



店内は鉄道ムードたっぷり



ハムカツ定食



ふるさと交流センター


 さて、お次は河村城跡。山北駅の南側にある。地図によると駐車場から河村城跡まで道はない。いやな予感がするねぇ。で、結果的に本日のメインイベントとなった。

 このお城は南北朝時代に河村義秀が築城したとされている。戦国時代は小田原北条氏の武田氏に備えた出城として重要視されていたが、豊臣秀吉による小田原攻めに際し廃城になったと考えられているそうだ。

 駐車場から先に道はあったが、ドーナツ坂。自転車押し歩きで少し上ったが、階段が見えてきたので諦めて徒歩で向かうことにする。チェックポイントが「展望あずまや」付近から「本城郭」付近なのでどうしても上まで上る必要があった。そして出てきた急勾配の階段。先日の枡形城跡の比ではない。見上げる視線の角度が違う。え〜、あれ上るの? まあ、ここまで来たから仕方ないか。急階段迂回ルートもあったようだが、歩ける状態ではなかった。


河村城址入口



駐車場の先のドーナツ坂



階段現る



急階段現る


 ぜーはー言いながら上り切ったところが「本城郭」。だが、ここでは「離れすぎよ」と言われゲットできず。展望台がある奧へと進むとようやく無事にゲットできた。

 園内にあった説明によると、この城は自然の地形を利用し、尾根の高い部分を削りその土で低い部分を埋めて「郭(くるわ)」と呼ぶ平場を造成。また、谷や崖面を利用して堀とし、外敵の侵攻をさえぎるため尾根を人工的に切断して堀とした「堀切」を造り、郭の間を隔てる防御態勢を整えたという。広大な平場と堀。緑におおわれたその姿は、まさにつわものどもが夢の跡…。

 展望台から先へ行くと、洒水の滝まで行けるようだ。山北駅からは4キロだけど、酒匂川の向こうだよ。上って下って、また上るの?


階段を上りきると城跡



本城郭



本城郭



堀切には橋がかかっている。左手奥に展望台



堀切(障子堀)



つわものどもが夢の跡



近藤郭


 急階段は下りる方が怖かった(T_T) 高齢者のためにぜひとも手すりをつけて欲しい。

 その後は南足柄を南下。アップダウンの農道には行かず(^_^; 大雄山駅から大雄山線に沿って平たん路を走り、次のチェックポイント「曽我五郎の七ツ石」へ。あの曽我兄弟の弟で、怪力の五郎が投げた大岩が七つに割れて飛び散った大石の一つが祀られている。地図によると和田河原公民館近くなのだが、それらしいものはない。手前の若宮神社前でゲットできたからいいか。あとでじっくり調べたら、公民館の裏手にあったようだね。


左奧は若宮神社


 その次は「足形社」。源頼朝の愛馬「磨墨(するすみ)」の誕生地で磨墨の足の形がついた大きな石が祀られているのだが、反対車線にあったこともあって最初は見逃して通過。道路からは見えない、高台にあるからねぇ。こりゃ分からんよ。やっと発見したが、足の形ってどれやねん?


足形社



これかな?


 さて、残るチェックポイントは中井町にある。上大井からエバラ食品近くを経由し、ひと山を越えて「おおいいこいの村」へ。そしてそのまま大井松田カートランド方面へダウンヒル。最後にちょっとダートはあるけど、車はいないし、快適。県道よりちょいと上りは多いけどこの道も好きだ。

 でね。ダウンヒルしている時にイノシシ2頭と遭遇。野生のイノシシは初めて見たかも。お互いビックリしたねぇ。特にイノシシ。気がついた途端、一目散に逃げ出した。2頭がお互いぶつかり合いながらも走り続け、道路を横切り斜面もものともせずに一気に駆け上がって消えていった。あっけにとられて逃走劇に見入ってしまったが、こっちに突進してこないで助かったよ(^_^;


おおいいこいの村


 中村川に沿って下り続け、次に訪れたのが1157年創建で源頼朝の祈願所となり、妻政子の御産加持を命じたという五所八幡宮。参道を上っていくと鎖が張られて立ち入り禁止のもよう。でもポイントはゲット。


五所八幡宮



五所八幡宮西参道


 最後は「なかい里都(さと)まちCAFE」。とくに歴史的ないわれはないと思う(^_^; これまで何度か食事したが、カウンターから見えるという富士山にはまだお目にかかれていないかな。この日も曇りで見えなかった。


なかい里都まちCAFE



ただいま10ポイント


 さて、この日ゲットした第2章のポイントは7ポイントで、先日の枡形城跡と加え8ポイントとなった。それに第1章の「田原ふるさと公園」、そして同じ第1章で応募にポイントを使用しなかった「大和ふれあいの森」を合わせ、ただいまの保有ポイントは10(^o^)

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