3月7日(月)曇のち晴時々曇
また寒くなってきました。東京では雪がパラついたようですね。名古屋では雪にはなりませんでしたが冷たい風が強く吹いていました。会社のビルの窓の清掃用のゴンドラも風が強くてできなかったようです。
ところでリビアは日増しに政権側と反政府勢力との抗争が激しさを増しているようです。孤立しても頑強に弾圧しようとするカダフィ政権にはイギリスから購入した最新の豊富な武器があるからだと言われています。イラクの崩壊を機にカダフィ政権は大量破壊兵器を放棄し、ヨーロッパ特にイギリスと急接近し、石油を売り、儲けたお金でヨーロッパに投資し、最新の武器を購入したと言われています。結局中近東の政情不安はすべて先進国の石油ビジネスのために引き起こされている結果なのかもしれません。
その点資源のほとんどない我が国はラッキーだったのかもしれません。もし日本が資源の豊富な国だったら戦後の復興もなかったでしょうし、明治維新の前に黒船に集中砲火をあびていたかもしれません。そう考えると僕たちの国は資源がなくてよかったかもしれません。そして資源がないが故に、勤勉で技術力を武器にできたのだと思います。そしてこの技術力を更に高めることによって世界で4番目の資源国になる可能性もあるのです。日本と言う国は四方を海に囲まれ、排他的経済水域の面積は世界で4番目だそうです。そしてこの海の中にある資源を考えるとものすごい資源国なのです。問題はこの海の中に眠るお宝を取り出す技術がないだけです。金、銀、ウラン、レアメタル、メタンハイグレード・・・どれをとっても海の中には陸地の何倍もの資源が眠っているわけです。これから100年後を考えた時地球の陸上の資源はほとんど枯渇しているのではないでしょうか。そして人口だけがやたらと多い惑星になっているかもしれません。海洋資源の開発が進まない限り、人類はどうなっているかわからないような気がしています。多少のコストがかかっても、もっと海を活用するべきじゃないでしょうか。過去の経験からコストと言うものは必ず技術の進展によって下がっていくものなのですから。
またとりとめのない話をしてしまいましたが、自分は半分ぐらいは本気で思っていることです。今は戯言と言われてもしかたありませんが、いずれみんなが本気で考えるようになるかもしれません。でも大抵の場合その時はもう遅いのが世の常です。
それではまた。